こんにちは!
NYスィーツエキスパート、明比 玲子です。
バースデーの日にディナーに行くことができず、
今日、やっと行ってきました。
どこに行くか悩んだのですが、今、一番話題の
新しいブラッセリー、「Le coucou」に行くことに。
このお花の生け方、とっても変わっていたので、
写真に撮りました。
今週、来週は、ニューヨーカーはバケーションに
行ってしまっているのにもかかわらず、帰る頃には、
店内は満席。
まだ、NYタイムス紙のレビューが終わっていないため、
スタッフも、とても一生懸命。
新しいお店は、みんなが、いい意味でピリピリしていて、
いいですね。
ここ、お店の雰囲気がとてもいいです。
全体的に、フランスの古びた感じのお店っていう感じを
醸し出しています。
そして、なんと、マンハッタンでは滅多にお目にかかれない
のですが、テーブルとテーブルの間が、かなりゆったりと
取ってあります!!
フランス式で、カップルは、隣同士に座らせてくれて、
しかも、このソファー、ふかふかで、とーっても
座り心地がいいのです。
う〜ん、もう、これだけで、このお店、気に入って
しまいました!
オーナーが、どこかの取材で、「このお店では、ほとんど
儲けがない」と言っていましたが。それ、よくわかります。
こんなにゆったりスペースを取っていたら、席数が減ります
からね。
それでは、料理の話にしましょう。
まず、パンは、私の大好きなRoberta'sのパン。そして、今、
流行りのラードとバーモント州産のバターが出てきました。
ラードをパンと一緒に出してくる所、最近多いです。
ラードには、ローストしたガーリックとパプリカが入って
ました。ラードは好きですが、このラードは、いまひとつ
だったなー。
美味しいんだけど、パンに対して、味を主張しすぎ。
いつも、新しいお店に行く前には、いろんな人のレビューを
前もって読んで、何をオーダーしたらいいか。。。?など
研究をしてから行きます。
でも、今回は、食べた方がいいと書いてあったものを、
ウエイターにことごとく、くつがえされました。
いいウエイターというのは、はっきりと自分の意見を
言ってくれるので、信頼できます。
ウエイターというのは、ただ単に、フレンドリーな
だけではダメ。
お客さんが、「この料理とこの料理だったら、どっちが
いいと思う?」と聞いた時に、はっきり、「こっち」と
言えるウエイターって、以外といないのです。
私たちは、ラッキーなことに、はっきりと「これ!」と
言ってくれるウエイターにあたり、思いもよらなかった
お料理を美味しくいただきました。
プレ・アペタイザー(?)は、オイスター。
ちょうどいい温度にさっと温めて、海藻バターをかけて
います。
オイスターは、生をそのままが好きですが、これは、
海藻の風味がオイスターとよくマッチ。
アペタイザーは、ズッキーニの花にロブスターと
ヨーグルトを詰めたもの。でも、酸味が感じられず、
見た目も綺麗だし、お味もあっさりして、上品な味。
ここで、仔牛のアペタイザーを取ろうと思ってきたのに、
それは、ダメ、こっちと言われたのが、この、リード・
ボー。
ソースに入っているトマトのフレーバーが、この料理の
アクセントとなり、とても印象づけてます。
ここまでで、かなり感激したので、メインコースに
とても期待がかかっています。
まだまだあるのですが、ちょっと長くなってしまうので、
ごめんなさい、続きは明日にしますね〜!
それでは、また〜。