投稿者: reikoakehi
こんな美味しいチャイニーズ、NYで食べたことがない!
こんにちは!
NYフードエキスパート、明比 玲子です。
今日は、タイトルの通り、本当に美味しい中華を
食べてきました。
お店は、おそらく去年の夏に開店していたのですが、行くたびに、「今日のサービスはもう終わり。。。」と言われて、なかなか入ることができなかったのです。
チャイニーズだからとタカをくくって、予約を取らないで行くのが悪かったのでしょう。
今日は、何度目かの正直。やっと入れました!!
シンプルかつ機能的に仕上がっているダイニングルームは、満席。
予約のない人は、真ん中にあるコミューナルテーブル(相席のテーブル)に座らされるみたいで、比較的、ささっと1、2品食べて帰る1、2人の人が多い。
でも、幼稚園児が座るようなスツールでお尻が痛くなります。(笑)
だいたい、何を食べればいいかというのは、いろんなレビューで見ていたので、それから4品抜粋。
このお店は、食べる前から洗練されているのがわかるのですが、食べ物が出てくる順番はかなりむちゃくちゃ。
最初に出てきた料理は、これ。Crispy Shrimp Saute。
ソテーとなってますが、エビは衣で揚げています。これが、とってもクリスピーで最高!
次に出てきたのは、Dan dan noodle。この料理、麺も美味しいのですが、とてもバランスのとれた洗練された味です。
もうこの2品で、十分満足。NYでは、食べたことのない中華の味です。
最後は、点心で。どちらもここのご自慢のようです。
チャーシューのポークバン。甘すぎなくて美味。
もち米とベーコンのシュウマイ。ベーコンが効きすぎてなく、ちょうど良い。
一緒に行った彼が、もう一品食べられるというので、「ウエイターに何がいい?」と聞くと「チキンかマッシュルーム」というので、あっさり目のマッシュルームをオーダー。
何が出てくるのか、全くわからず、出てきた料理を見てびっくり。
こんな綺麗なキクラゲは、見たことないです。全て同じサイズで、コリコリしているけれども柔らかい。
そして、味もとてもあっさりして、少しビネガーの効いた、これまた非常に洗練された味。パクチーの茎だけと唐辛子、
全てがきれいに味をまとめてます。
このお店のすごい所は、熱いものは熱々で、揚げ物はパリパリで出てくる所。日本では当たり前だと思うのですが、アメリカでは、めったに熱々では出てこないです。
ここは、デザートも豊富です。せっかくなので、あまり洋風っぽくないものにしました。これは、担当のウエイターのお兄さんのお勧め、taro soup。
チャイニーズによくあるデザートですね。あっさりした甘みのスープにtaroでできたニョッキのようなものが入っています。
美味しかったけど、お腹いっぱいの後には、ちょっと向かなかったかも。
NYでは、街角にたくさんのチャイニーズレストラんがあり、チャイナタウンもちゃんとあります。
日本のあの有名な脇谷さんもお店を出しましたが、失敗に終わりました。
ニューヨーカーは、チャイニーズは安くなくてはダメという考えがあるようで、脇谷さんのお料理はとても美味しかったですが、値段が高すぎたのだと思います。
それに比べ、このお店は、とてもリーズナブルな値段で提供していて、人気が出て当然だなと思いました。
あまりにも美味しかったので、しばらく通ってしまいそう。
家に近ければ、ちょこっとヌードル一杯とか毎日行ってしまいそうですが。
あっそうそう、もう一つ忘れてました。ここは、お店の名前の通り、お茶も種類が色々あります。
そして、そのお茶も非常に香り高い、美味しいお茶です。
私は、Jasmin gold needleを飲みましたが、小さいティーポットに小さい湯飲みで出してくれます。
本当に、香りが高く、本物のお茶を飲んでるって感じでしたよ。ちょっと変な言い方ですが。(笑)
全てが美味しくて、とても満足したお食事、また来まーす!
それでは、また!
Hao Noodle and Tea by Madam Zhu's Kitchen
401 6th Avenue,
New York, NY
TEL: 212-633-8900
ユダヤ教ハヌカ祭の有名な料理、「Latkes」
こんにちは!
NYフードエキスパート、明比 玲子です。
クリスマスは12月の一大イベントですが、
ユダヤ人の多いNYでは、ユダヤ教の
ハヌカ祭というのも話題に上がります。
ほとんどのアパートメントの入り口には、
クリスマスツリーとハヌカ祭用の”メノーラ”
と呼ばれる燭台の両方が飾られています。
1日1本のロウソクを灯していきます。真ん中は、
種火用。
ハヌカ祭は毎年、日が変わりますが、今年は
24日の夜から始まり、1月1日の夜に終わり
ます。つまり、8日間続くということです。
このお祭りは、油に関するお祭り。歴史を話すと
長くなるので簡単に話すと、1日しか持つはずの
なかった油に火を灯したら、8日間ももった。。。
ということ。詳細は、こちら。
こういう理由で、揚げ物や油をたくさん使う
料理が多いのです。
今日は、その中でも油の使用量が少なく、
ちょっとしたアペタイザーにもなる「Latkes」
(ラットゥクス)を作りました。
これは、本当に簡単に作れるのに美味しいです。
まず、ポテトをチーズ卸しで卸します。好みの
大きさに作ればいいですが、私の作ったぐらいの
大きさにしたければ、少なめの一つかみ。
フライパンに少し多めの油を敷き、油がよく
温まったら、水気をよく切ったポテトを
フライパンに入れ、ヘラで形を整えて上から
少し押さえます。
しばらくそのまま触らずに、2分ほどぐらい
経ったらヘラで引っ付いていないかどうか
確認。
裏側がきつね色になったら、ひっくり返して
両面がきつね色になるまで焼きます。
あまり強火にすると焦げるので、中火ぐらいで
じっくりと。
焼きあがったらすぐに、塩を軽くふります。
サワークリーム、スモークサーモンをのせて、
ディルがあればベストですが、なかったら
パセリでも。
本来は、アップルソースとサワクリームで
食べます。
でも、スモークサーモンをのせると、アペタイザー、
軽食、ブランチにもなり重宝します。サワクリームが
なければ、酸っぱめのヨーグルトでも大丈夫。
その方がヘルシーだし。
出来たてを食べるのがお約束!
レシピによれば、玉ねぎ、小麦粉、卵などを入れるのも
ありますが、私は何も入れずにシンプルなのが好きです。
他の野菜に変えて、応用も効きます。
ポテトとオイルなので、あまりヘルシーではありませんが、
揚げ物ではないので、少しはまし。
簡単だし、美味しいし、重宝しますよ〜!
それでは、また!