カリフラワーは偉い!その2——- ロカボダイエットの方必見! 

こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

 

今日は、カリフラワーの第二弾。この時期

食べる機会が多いので、カリフラワーは

大活躍です。

 

 

 

ダイエットをするつもりなく、カロリーがぐっと

減らせます。カロリーだけでなく、白いご飯や

ポテトと置き換えられるので、ヘルシー!

 

 

 

前回は、ポテトの代替品として、マッシュポテト

もどきを作りましたが、今日は、ご飯の代わり。

カリフラワーライス!

 

 

 

これ、私が冗談を言っているのではなく、今、

アメリカでヘルシー志向の人々の間で爆発的に

流行っているのです。

 

 

 

それが証拠にスーパーに行くと、このように

”Cauliflower rice” として売っています。

 

 

 

 

 

でも、簡単に作れます。まず、周りの葉や

茎を切り落としてしまってください。茎の

部分は少しは残っていてもいいです。

 

 

 

それを、チーズおろし器で下ろすだけです。

フードプレセッサーがあれば、もっと簡単。

 

 

 

紙の上にあるのが、チーズおろし器でおろした物。

フードプロセッサーで作ったものと同じに仕上がります。

 

 

ここからは、本当にご飯の代わりになります。

このまま生で食べてもいいのですが、

電子レンジで1−2分加熱すると温まって

いいですね。

 

 

 

あまり加熱しすぎないように。

 

 

 

今日は、チキンのトマト煮込みにご飯の

代わりにしました。刻んだパセリを混ぜて

います。

 

 

 

 

ちょろっと見えてるグリーンの野菜は、

Romanesco(ロマネスコ)と言って、

カリフラワーとブロッコリーの

ハイブリッドです。

 

 

 

 

このように、焼き飯の代わりにもなります。

 

 

 

 

リゾットもお寿司もできますよ。とにかく

ご飯料理になんでも置き換え可能です。

 

 

 

私は、外食ではなんでも食べますが、家では

白米は食べないことにしています。もう

10年以上白米は家に置いていません。

必要な時だけ買います。

 

 

 

このカリフラワーライス、最初「えっ」と

思いましたが、結構、このコリコリ感が

気に入っています。

 

 

 

無理せず、自然にダイエットできると思い

ますよ。

 

 

皆さんも、是非トライしてみてくださ〜い!

 

 

それでは、また!

 

 

 

 

 

 

 

ユダヤ教ハヌカ祭の有名な料理、「Latkes」

こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

 

クリスマスは12月の一大イベントですが、

ユダヤ人の多いNYでは、ユダヤ教の

ハヌカ祭というのも話題に上がります。

 

 

 

ほとんどのアパートメントの入り口には、

クリスマスツリーとハヌカ祭用の”メノーラ”

と呼ばれる燭台の両方が飾られています。

 

 

1日1本のロウソクを灯していきます。真ん中は、

種火用。

 

 

 

ハヌカ祭は毎年、日が変わりますが、今年は

24日の夜から始まり、1月1日の夜に終わり

ます。つまり、8日間続くということです。

 

 

 

このお祭りは、油に関するお祭り。歴史を話すと

長くなるので簡単に話すと、1日しか持つはずの

なかった油に火を灯したら、8日間ももった。。。

ということ。詳細は、こちら

 

 

 

こういう理由で、揚げ物や油をたくさん使う

料理が多いのです。

 

 

 

今日は、その中でも油の使用量が少なく、

ちょっとしたアペタイザーにもなる「Latkes」

(ラットゥクス)を作りました。

 

 

 

 

これは、本当に簡単に作れるのに美味しいです。

 

 

 

まず、ポテトをチーズ卸しで卸します。好みの

大きさに作ればいいですが、私の作ったぐらいの

大きさにしたければ、少なめの一つかみ。

 

 

 

 

 

フライパンに少し多めの油を敷き、油がよく

温まったら、水気をよく切ったポテトを

フライパンに入れ、ヘラで形を整えて上から

少し押さえます。

 

 

しばらくそのまま触らずに、2分ほどぐらい

経ったらヘラで引っ付いていないかどうか

確認。

 

 

裏側がきつね色になったら、ひっくり返して

両面がきつね色になるまで焼きます。

 

 

 

あまり強火にすると焦げるので、中火ぐらいで

じっくりと。

 

 

焼きあがったらすぐに、塩を軽くふります。

 

 

サワークリーム、スモークサーモンをのせて、

ディルがあればベストですが、なかったら

パセリでも。

 

 

 

 

本来は、アップルソースとサワクリームで

食べます。

 

 

 

 

でも、スモークサーモンをのせると、アペタイザー、

軽食、ブランチにもなり重宝します。サワクリームが

なければ、酸っぱめのヨーグルトでも大丈夫。

その方がヘルシーだし。

 

 

 

出来たてを食べるのがお約束!

 

 

 

レシピによれば、玉ねぎ、小麦粉、卵などを入れるのも

ありますが、私は何も入れずにシンプルなのが好きです。

他の野菜に変えて、応用も効きます。

 

 

 

ポテトとオイルなので、あまりヘルシーではありませんが、

揚げ物ではないので、少しはまし。

 

 

 

 

簡単だし、美味しいし、重宝しますよ〜!

 

 

それでは、また!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テロとトランプが変えた、NY5番街のクリスマス

こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

 

こちらは、まだクリスマスイブです。

今日は早朝に、5番街にクリスマスデコレーション

をゆっくり見に行ってきました。

 

 

 

以前にもお話ししたことがあると思いますが、

ニューヨーカーは12月に5番街を歩くのを避けます。

もちろん好きな人もいるでしょうから、全員とは

言いません。

 

 

でも、ツーリストがほとんどで、急いでいる時など、

全く歩けないのです。

 

 

 

ということで、早朝にクリスマスデコレーションを

見に行ったわけです。

 

 

 

5番街の57丁目には、Bergdorf Goodman

(バーグドルフ グッドマン)という高級デパー、

BVLGARI、Tiffanyで始まり、49丁目と50丁目の

間には、ロックフェラセンターのツリーが

あります。

 

 

 

 

いやー、こんなに人がいなくって自分の思い通りに

歩ける5番街なんて見たことがない!爽快でしたよ。

 

 

そして、思ったこと。

 

 

57丁目と5番街の角に立った時、あまりにその場所が

明るい!

 

 

それは、この一帯が警察官に囲まれていて、厳重な

セキュリティーが敷かれているからです。

 

 

1ブロックに最低2人の警官、ブロックによっては

5人ぐらいいるかも。だから朝4時でも、とっても

安全。

 

 

 

ここから半ブロック下がるとトランプタワー入り口

があるため、Tiffanyは、5番街側の入り口が閉鎖されて、

57丁目側の入り口も全員が荷物検査だとか。

 

 

 

先日もNYタイムス紙に、トランプタワー近辺の

お店は警備のため、商売上がったりだという

記事がありました。当然でしょう。

 

 

 

しかも、この写真を見ていただいたらわかると

思いますが、ずーっとバリケードが張り巡らされて

います。

 

 

 

そして、普通のバリケードだけでなく、セメント

バリケードと言われるセメントでできた重い

バリケードも所によっては張り巡らされています。

 

 

 

後者はおそらく、トラック突入防止でしょう。

 

 

 

5番街を下り、ロックフェラーセンターの

ツリーにたどり着くまで、ずーっとバリケードが

ありました。

 

 

これは、バリケードの一番端から撮影しました。

 

 

そして、ツリーの近辺も全てバリケードで入れ

ませんでした。昔は、かなりツリーの近くまで

行けたのですが、とても残念でした。

 

 

今日は、昼間にもまたこのエリアに行く用事が

あり、昼間に行ってみて、またびっくり。

 

 

 

49丁目、50丁目は車線が1レーンになって

いたこと。

 

 

 

 

信号待ちになると、警官がテープを持って

人を止めてしまうこと。こんなの見たこと

なく、目が点になりました。

 

 

 

 

 

 

全てはテロ防止のため。運の悪いことに、

次期大統領のトランプが5番街に住んでいて、

テロから守らなくてはならない。

 

 

 

でも、あまりの5番街の変わり果てた景色を見て、

とても悲しくなりました。

 

 

 

あー、昔はもっと自由だった。こんな警備なんて

なかったのに。。。

 

 

 

もうおそらく、昔のような警備のない自由な

生活というのは二度とやってこないのかも

しれません。

 

 

 

そう思うと、いかに平和というのが大事なことか。

物事は失って初めて大切さがわかるというのは、

このことだなぁ〜とつくづく思った日でした。

 

 

家に帰ってからは、クリスマス用のお菓子を作り、

人に配ったりして忙しい1日でした。

 

 

 

 

 

明日は、ゆっくりとクリスマスです。

 

 

 

それでは、また!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようこそ、キース マクナリーの世界へ!

こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

 

12月はレストランが混むので、あまり外食しない

のですが、なぜか今年は外食が多いです。

 

 

 

今日のレストランは、今一番話題のレストラン?

と言っても過言ではないお店「Augustine」です。

 

 

 

 

 

 

お店は、近年開発が進んでいるエリア、Fidi(ファイダイ)

=financial districtにある、The Beekman hotelの

一階にあります。

 

 

 

 

そしてオーナーは、先日の「Union Square Cafe」の

オーナー、Danny Meyer(ダニー マイヤー)と並んで

NYでは超有名なレストランオーナー、Keith McNally

(キース マクナリー)です。

 

 

これが14店舗目のオープニングということなので、

かなりのベテラン!

 

 

開店前のNYタイムス紙のインタビューに、「もう

レストランはこりごり。今もそう思っているけど、

オープンして何ヶ月か経つと、また新しいアイデアが

浮かんできて、新しいプロジェクトに取り掛かって

しまうんだよね〜」と言っている。

 

 

彼のレストランの内装には、はっきりした特徴があり、

すぐにわかります。

 

 

まず、古い大きな鏡をお店の壁にめぐらせる。そして、

その壁つたいにゴールドのレールをめぐらせ、鏡と

レールの間にコートや荷物が置けるようになっています。

 

 

 

 

そして、丸いライトにシンプルなシャンデリア、タイル。

今まではタイルはフロアーだけでしたが、このお店では、

アールヌーボーのタイルを壁に使っています。

 

 

 

古い鏡との相性も良く、とても素敵な仕上がり!

 

 

 

それでは、お食事にしましょう。

 

 

 

まず、アミューズは、パイ生地にキャビアを挟んだもの。

もちろん、文句なしに美味しいですよね。パクッと一口

でした。笑

 

 

 

 

ここのアペタイザーの看板は、このチーズスフレです。

グリエールチーズがたっぷりと入り、ホースラディッシュの

ソースが味を引き締めてくれます!

 

 

 

 

もう一つのアペタイザーの看板は、このbone marrow。

骨髄です。甘めに仕上げたオックステールが付いてきた

ので、それをのせて食べましたが、量が多くって、

もういいやって感じになりました。

 

 

 

 

 

 

メインコースは、メートルのおすすめだった鴨の

オレンジソース。思ったより甘くなく、食べやすかった

です。

 

 

 

 

 

私はかなり悩みましたが、今日のスペシャル、

ブイヤベースをオーダー。とても美味しかったのですが、

ブイヤベースと言うより、シーフードシチューって

感じでした。

 

 

 

デザート。Keithのお店のデザートは、私はいつも

あまり好きではなく悩んだのですが、とりあえず

オーダーしてみました。

 

 

 

 

でも、やっぱり思った通り。いつも、どのデザートも

見た目は綺麗に仕上がっているのですが、まず

甘すぎ。そして、強弱がなく、一口で飽きてしまうの

です。

 

 

このアップルタルトも、残念ながら同じでした。

 

 

 

最後は、コンコルドグレープのパートドフリュイ

でした。甘すぎ!

 

 

 

 

 

少し不便な場所なので、次回はいつ来るかわかりませんし、

ここに来るのであれば、Keithの一番有名な店、Balthazar

の方がいいですね。

 

 

 

帰りに、ホテルのバーラウンジと同ホテルに入って

いるもう一軒のレストラン、「Fowler & Wells」

(ファウラー&ウェールズ)を見て帰りました。

 

 

 

Fowler & Wellsは、Tom Colicchio(トム コリッキオ)

というセレブシェフのお店。ルームサービスは、この

お店が担当。このお店も、かなりお金がかかって

いますね。

 

 

 

 

 

 

そんなレストランより、今晩のハイライトは、なんと

言っても、このアトリウムです!9階まで吹き抜けに

なっていますが、夜はライトアップされていて、

豪華の一言。圧巻でした!

 

 

 

 

 

ラウンジにはライブラリーがあり、季節柄クリスマス

ツリーもあり、素敵。ここ、ものすごくお勧めです!

 

 

 

 

マンハッタンの中とはいえ、かなり辺鄙な場所にあり、

ホテルとしてはあまり便利ではないと思いますし、

吹き抜けなので、ちょっとうるさいかもしれませんねー。

 

 

 

でも、このラウンジは、また来たいなー。

 

 

 

 

それでは、また!

 

 

Augustine

5 Beekman Street,

New York, NY 

TEL: 212-375-0010

http://augustineny.com

 

The Beekman, A Thompson Hotel

123 Nassau Street,

New York, NY

TEL: 212-233-2300

http://www.thompsonhotels.com/hotels/the-beekman

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グラマシータバーンの真似っこ? 新しいユニオンスクエアカフェ

こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

今日は、新しくなったユニオンスクエアカフェに

行ってきました。(USCと略) ちょっと長くなります。

 

 

このレストランは、NYを代表するレストランの

一つ。1985年開店したこのお店が、NYの食業界

発展の第一歩になったと言っても過言ではありません。

 

 

 

私の大好きなグリーンマーケットを今の規模まで

発展させたのも、このお店のオーナー、

Danny Meyer(ダニー マイヤー)。

 

 

 

それほど偉大なお店が、元の店舗を家賃値上げの

理由で1年前に追い出されて、数ブロック先に

引っ越して10日前にリオープンしました!

 

 

(ちなみに、元の店舗の位置は、「つるとんたん」

オープン)

 

 

 

ファンは、待ちに待ってやっとリオープンした

お店に繰り出しています。

 

 

 

今日でまだオープンして10日目なので、業界の

有名な人、マスコミの人などが結構来ていて、

オーナーのダニー マイヤーもお店にいました。

 

 

 

まず、お店に入った瞬間思ったこと。。。。

かなりアップグレードしています。そして、

グラマシータバーン(同じオーナーの大人気店)の

真似っこしていますね〜。

 

 

 

前のお店は小さくて、お花を飾る場所もそれほど

なかったのですが、今のお店はかなり広いので、

お花もグラマシータバーンと同じような感じに

仕上げ、あちこちに飾ってあります。

 

 

 

 

 

お花を飾るのはいいのですが、グラマシータバーンと

ほぼ同じお花のセンスで、ちょっとがっかりかなー。

 

 

 

受付でチェックインしてから、テーブルは空いている

のにもかかわらず、なんだかコーディネートが悪く、

しばらく待たされる。

 

 

うーん、ちょっと何やっているのかしら?という

感じでした。

 

 

やっとテーブルに通してもらい、メニューを見て、

あんまりパッとこないな〜。

 

 

 

 

パンも、お店で焼くようになりました!

 

 

特に、普通はアペタイザーに興味深いメニューが

たくさんあって選ぶのに困るのに、アペタイザーを

やめようかと思うぐらい何もなし。

 

 

しょうがないので、ウエイターに相談して、無理やり

決めたって感じ。

 

 

サワラのお刺身風とダックのブルスケッタ風。

 

 

 

サワラのお刺身風は、チリオイルが効いています。

食感がおもしろかったですが、もう少し魚を薄く

切って欲しかったなー。それで味が全く変わるのに。

 

 

 

 

ダックのブルスケッタ風、これトーストって言った方が

いいかもしれませんが、要はオープンサンドです。

薄いパンにダックムースを塗り、薄くスライスした

ダック、ローストしたぶどう、飴がけしたくるみが

のっていて、いろんな食感が楽しめて良かったです。

 

 

 

 

 

パスタは、パッパルデッレにダックとシャンテレール

マッシュルームのソース。

 

 

 

 

 

このパスタは、上出来でした。ソース自体はとても

濃厚だったので、もう少し改良の余地ありですが。

パスタの茹で加減がパーフェクト。美味しくいただき

ました。

 

 

 

シェフからのサービスで、カリフラワーのムースに

ブラックトリュフがたっぷりかかったものを出して

くだいました。味はいいのですが、かなり濃厚。

ワインがないと、ちょっと食べられない。

 

 

 

 

 

さて、メインコースです。お魚が一品にホタテしか

なく、ポークチョップとホタテにしました。

 

 

 

ポークチョップは、パーフェクトな焼き具合でしたが、

その付け合わせのクランベリービーンズが山のように

あり、かなり重たい一品だなぁ〜という印象。

 

 

 

 

 

ホタテも焼き加減は最高、玉ねぎのピクルスが

パンチになっていて面白かったのですが、なんだか

落ち着かない味でした。

 

 

 

デザートも、あまりこれと言って食べたいものが

なく、ウエイターに相談。

 

 

USCのシグニチャーのバナナタルトが、以前とは

少し変わったということなので、それと、

エスプレッソチョコレートケーキをオーダー。

 

 

バナナタルトは、以前の1/3ぐらいの大きさに

なりました。味は、ほとんど変わっていませんが、

以前は、タルト生地がもっと周りにもかぶって

いたと思います。

 

 

キャラメライズされたバナナが美味!

これは、やっぱり定番ですね。

 

 

 

 

 

エスプレッソチョコレートケーキは、見た目よりは

リッチな味ではありません。脂肪分8%のミルクと

一緒に出てきました。

 

 

 

 

 

アメリカ人って、チョコレートチップクッキーは、

必ずと言っていいほどミルクと一緒に食べるんです。

だから、チョコレートケーキ+ミルクという

アイデアになったのだと思いますが、ちょっと

やりすぎ。

 

 

ストレートに、アイスクリームか生クリームの

方がいいですね。

 

 

食べ物は全般的に面白くなく、がっかりきました。

そして、何よりもサービスがまだまだ追いついて

いない。

 

 

フレンドリーなのは間違い無いのですが、

バスボーイ(料理を持ってきたり、下げたりする人)が

料理を持ってきた後、本来なら私のテーブル担当の

ウエイターが来て、料理の確認などをしなくては

ならないのに、一度も来ませんでした。

 

 

 

まだまだ自分の仕事に手一杯で、自分が担当の

テーブルに気配りをするというところまで

至っていません。だから、こちらが用事が

あるのに、こちらを向かないので、ものを

頼むことができずに大変でした。

 

 

 

バスボーイももっと教育が必要。お皿や

シルバーの置き方をわかってない!

 

 

 

そもそも、パンを食べていなかったら、

パンを下げていいのか確認してさっさと

下げれば、テーブルにスペースができるのに、

バターのお皿が半分引っかかって倒れそうに

なっているのに平気でアントレのお皿を置いて

去って行ってしまう。

 

 

 

シルバーもガチャガチャと音を立てても

何も悪いと思っていない。

 

 

 

ちょっと見ていて、ハラハラするようなサービス

でした。前のUSCではこういうことがなかったので、

時間が解決するとは思うのですが。

 

 

 

それから、2階席のテーブルをいただいたの

ですが、テーブルのすぐ横が鉄格子のように

なっていて、かなりの幅があります。

 

 

 

 

それなのに、背の高いペパーミルがどんと

置いてあったり、一つ間違えばナイフや

グラスも下に落ちかねない。

 

 

 

落ちるだけならいざ知らず、下にはテーブルが

あって人が座っているし、ウエイターも

歩き回っているし。。。怖いです。

 

 

 

これ、危ないですね〜。怖くてスマホも

常に反対側に置くようにしていました。

 

 

 

お店のデザインは、かの有名なDavid Rockwell

というNobuレストランのデザインをした人です。

 

 

 

前のお店の雰囲気も残しているのですが、特に

2階席は、シカゴのステーキハウスに来ている

ような雰囲気。

 

 

2階の奥にもバーがあり。

 

 

 

特にどのお店というわけではないのですが、

そういうお店を彷彿させるデザインでした。

 

 

最後は、キッチンのツアーをしてもらい、

あらためて広くなったUSCにびっくりしました。

 

 

以前のキッチンは、非常に小さかったので、

前のお店で働いていたシェフたちは、大喜びだと

思います。

 

 

プライベートダイニングルームもでき、そこ専用の

キッチンもあり、パン焼き専用のキッチンも

あるわ、至れり尽くせりでした。

 

 

 

お店としてはおそらく2つ星を狙っている

でしょうが、取れるかな〜?ダニー マイヤーの

ファンは多いので、そういうコネで2つ星は

取れるかもしれませんが、今のままの料理と

サービスでは、私なら2つ星はあげられません

ね。。。

 

 

 

 

それよりも、アップグレードはいいのですが、

グラマシータバーンになりきれない、とても

中途半端なお店で、そういう部分でファンを

なくしてしまいそうで心配です。

 

 

 

 

さて、前のUSCと同じ人気は取り戻せるでしょうか?

じっくりお手並み拝見です。

 

 

Union Square Cafe

101 E 19th Street

New York, NY

TEL: 212-243-4020

http://www.unionsquarecafe.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリフラワーは偉い!その1——- ロカボダイエットの方必見! 

こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

 

日本は今、ロカボダイエット真っ盛りのよう

ですが、アメリカではもう当たり前。

 

 

 

流行りだしたのは、そうですねー、もう15年前

ぐらい。

 

 

 

その時、爆発的に流行ったのがアトキンスダイエット

という、極端なロカボのダイエットでした。最初の

2週間は、野菜もほとんど食べられない。。。

みたいな。

 

 

 

それから思うと、ロカボのダイエットもかなり進歩

したと思います。ロカボダイエットでも、いろんな

種類がありますが、結局は、「炭水化物を摂るな!」

です。

 

 

 

そして、その炭水化物は、白米、白い粉類、

芋類、その他穀物。

 

 

 

これらを取り上げられてしまうと、野菜と言っても

葉野菜がメインになってしまい、お腹にドーンと

くるものが少ない。

 

 

 

そこで、「マッシュポテトが食べた〜い」という人が

考え出したのがこれ。

 

 

 

 

 

カリフラワーを使った、マッシュポテトもどきです。

パッと見た感じは、多分マッシュポテトに見えるかも

しれませんね。

 

 

 

そして、このカリフラワーは、とっても万能で炭水化物の

いろんな代替品が作れます。今日は、その第一弾。

 

 

 

 

 

 

アメリカのセレブは、美味しい物を食べたいけれど、

とにかく太りたくない!というのが共通している点。

 

 

 

 

会食などに出かける時は、出された物の中からしか

食べられないので、家にいる時は、太らないように

低カロリー、高タンパク質、低炭水化物の食事を

する人がほとんど。

 

 

 

 

ということで、私は仕事柄、常にそういう料理を研究

していないとダメなのです。

 

 

 

 

バター、生クリームはもちろんご法度。では、

その2つの材料なしで、どうやって美味しい

マッシュポテトもどきを作るか?

 

 

 

 

まずカリフラワーに手をつける前に、ニンニクの

ローストしたものを作ります。ニンニクの先の

部分を切り落とし、ほんの少しオリーブオイルを

垂らしてアルミホイルに包んでロースト。

 

 

 

 

 

大きさによって違いますが、中身が柔らかくなるまで

45分ぐらいローストします。これが、旨味のその1。

 

 

 

 

それができたら、カリフラワーを適当な大きさに

切ってチキンストックで柔らかくなるまで茹でます。

 

 

 

カリフラワーをザルにあげ、茹でていたチキン

ストックを煮詰めます。旨味その2。

 

 

 

カリフラワーはミキサーに入れて、さっきのガーリックを

絞り出して一緒に入れ、オリーブオイルを少し垂らして

回します。

 

 

 

 

ミキサーの回りが悪ければ、もう少しオリーブオイルを

入れて、上の煮詰まったチキンストックを足し、

パルメザンチーズを入れて、柔らかさを加減しながら

オリーブオイルを足す。旨味その3。

 

 

 

塩、胡椒で味を整えて出来上がり!

 

 

 

普通のロカボでは、ミルクはダメですが生クリームOK

なので、生クリームを加えるとかなり味が良くなり

ます。

 

 

 

でも、アメリカのお金持ちは、生クリーム、バターは

極端に嫌がりますね。

 

 

 

チーズは比較的OKなので、クリームチーズを入れたり、

パルメザンチーズをもう少し足したりすると、もっと

味が良くなります。

 

 

 

ご自分がどこまで厳しくダイエットしたいかで

変わってくると思います。

 

 

 

できたカリフラワーのマッシュポテトもどきは、

美味しいですよ。もちろん、本物にはかないませんが、

お肉料理など、下にマッシュポテトを敷いて

食べたい料理には、これが活躍します。

 

 

 

今日は、これまたロカボのベイクしたスコッチ

エッグを作りました。本来は揚げ物ですが、

揚げてはダイエットにならないので、オーブンで

ベイク。

 

 

 

これで十分美味しいです!こんなに豪華なのに、

高タンパク、低炭水化物、低脂肪。これなら、

男の方でも大満足だと思います。

 

 

 

ダイエット中でも、一手間かければ、お腹が

空かずに身体にいいものが食べられます。

 

 

 

今、アメリカで大流行中のカリフラワー。これから

何回かに分けて、面白い使い方をご紹介しますね。

 

 

 

それでは、また!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

噂の通りのお店。。。本当に行く価値あり!

こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

 

去年の終わりから急に噂になったお茶の

お店「Té Company」。

 

 

 

NYマガジンやSaveurマガジンなどで騒がれ、

ずーっと行きたいと思っていたお店。

やーっと行けました。

 

 

 

台湾人のElena Liaoさんが、ポルトガル人の

ご主人Frederico Ribeiroさんと始めた

烏龍茶の専門店です。

 

 

 

 

NYでは、今までお茶の専門店ができては消え、

できては消えて行きました。でも、最初から

これほど騒がれて、賑わっているのは見たことが

ありません。

 

 

ホリデーシーズンということもあるでしょうが、

狭い店内には、ひっきりなしに人が入ってきて、

いつも満席。そもそも、10人ほどしか座れない

のですが。

 

 

 

普通の喫茶店のように、お茶一杯だけでも

飲めますし、ご主人が作るランチ、お茶を合わせる

テースティングディナーもあります。

 

 

 

今日は、烏龍茶のレクチャーをしてくれる5種類の

烏龍茶テースティングを予約して行ってきました。

 

 

 

 

予約をする際にどういうお茶に興味があるのかを

伝えておけば、その人の好みに応じてElenaが

5種類を選択してくれます。

 

 

 

台湾できちんとしたお茶のセレモニーを楽しんだ

ことのある方はおわかりになると思うのですが、

小さいティーポットに入れて、小さめのカップに

注いでもらっていただきます。

 

 

 

 

 

日本茶と同じで、お茶碗を温め、ポットから直接

カップに注がず、クリーマー入れのような入れ物に

注いでから適温になったお茶をカップに入れます。

 

 

 

 

 

 

最初のお茶は緑色の烏龍茶。Pear Mountain

at South Ridge。これは、とても香りがよく

烏龍茶とは思えない香り。

 

 

 

 

香りが良く、一風変わったこのお茶を1つ目に

もってくることにより、これから先へのワクワク感が

出てきます。

 

 

 

2つ目は軽くローストしてあり、ほうじ茶のような

香り。Frozen Summit '05 Vintage。今日のような

寒い日にぴったり。

 

 

 

5種類のお茶をいただく間に3種類のお茶に合った

お菓子を出してくれますが、ちょうどそのお菓子が

合うお茶を飲んでいるぴったりのタイミングで、

ご主人がお菓子を運んできてくれ感激。

 

 

 

しかも、製作はすべてご主人です。

 

 

 

最初のお菓子は、Saveurマガジンが「NYで一番

美味しいクッキー」とまで言ったパイナップル

リンツァークッキー。

 

 

 

 

 

サブレにパイナップルジャムを挟んであり、上には

塩とライムの皮のすりおろしがかかっています。

 

 

 

 

 

最後にふわっとスパイシーさがやってきます。

それは、柚子胡椒のスパイシーさだそうですが、

パイナップルジャムと混ぜてしまうと全く何か

わからなくなっています。

 

 

sweet, sour, spicy, saltyのバランスが微妙に取れて

いるとても面白いクッキーです。NYで一番美味しい

クッキー?かどうかはわかりませんが、面白さで

いうと一番かも。

 

 

 

この次のお茶は、Oriental Beauty Reserve。

これは、ほとんど紅茶を飲んでいるような味わい。

そして、かなりフローラルな香り。

 

 

 

このお茶には、オリーブオイルのケーキが出てきます。

これ、さっきのクッキーよりずーっと美味しいですね。

むーっちゃ美味しいの部類です。

 

 

 

 

しっとりしていて、香りも良く、シンプル。

Simple is the best!の見本ですね。

 

 

 

これを楽しんだ後、Petite Noirというお茶。これは、

日本人が普通に飲む烏龍茶に近い香りでした。かなり

しっかりした味。

 

 

そして、最後のお菓子は蒸して作ったグルテンフリーの

チョコレートケーキ。これねー、今まで食べた

チョコレートケーキの中で一番美味しかったかも。

 

 

 

 

蒸して作っているというのも信じられないし、

グルテンフリーっていうのも信じられない!

 

 

 

 

このチョコレートケーキに酔っている時に、最後の

お茶が注がれます。Circa 1976というお茶は、

発酵させたような風味。

 

すべてのお茶は、こういうシンプルな素敵な

缶に保管されています。

 

 

実は、このお茶が一番値段が高いお茶でした。

 

 

うーん、堪能しました!Elenaの話も非常に面白く、

私も、一緒に行った友人も食の仕事なので、話が

盛り上がり、おそらく2時間半ぐらいみっちりと

レクチャーしてもらいました。

 

 

これで、税金入れて52ドルです。オーナーがやって

いるのでチップは必要なしです。

 

 

52ドルという数字だけ聞くと、決して安くは

ありません。

 

 

 

でも、これだけみっちりとレクチャーしてもらい、

美味しいお菓子を出してもらい、忙しない

マンハッタンの喧騒から逃れて幸せな気分になれる

と思うと安いですね〜。

 

 

 

 

久しぶりに会った友人と、「また来たいね〜」と

話して帰りました。

 

 

オーナーのElenaさんと。

 

 

 

次回は、ランチとディナーを目指しま〜す。

 

 

 

さむーい日に行った甲斐がありました。

 

 

それでは、また!

 

 

Té Company

163 West 10th Street

New York, NY 

TEL: 929-335-3168

http://www.te-nyc.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ本格的なNYの寒い冬。。。それにはこれで対処する!

こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

 

「今年は暖冬かしら。。。?」なんて言って

いたのはいつのことやら。

 

 

 

「来た、来た、来たよ〜!」この2、3日で

急に気温が下がり、明日、明後日は強風で、

体感温度が−18℃ぐらいになるそう。

 

 

 

まぁ、毎年こうやって「寒い寒い」と言っているの

ですが、冬だからしょうがないですね。

 

 

 

どうすることもできないので、そういう時は、

身体を温める飲み物で対処。

 

 

 

それには、やっぱりココアでしょう。こちらでは、

Hot chocolateと言います。

 

 

 

今日は、仕事の帰りに寒いと思いながら、その名も

「Cocoa(ココ)」というお店に寄りました。

 

 

 

先日も美味しいココアを飲みましたが、今日は、

何年かぶりに思いついて再び行ってみました。

 

 

 

このお店、本当に小さいお店で、実際の店内は

2畳あるかな〜?

 

 

 

確か5年前ぐらいにできたはず。その時は、歩道に

せり出したベンチなどなかったのに、今やしっかりと

店の一部分になってしまってます。笑

 

 

 

歩道にせり出した部分の方が、店よりも広いかも?

 

 

やっぱりテイクアウトだけでは商売にならないし、

そこで飲みたい人もいる。そして、こんな風にお店に

人が入っていたら、他の人は入るスペースがないので

「では、待合室でお待ちください」ってな感じ。

 

 

 

一応、お客さんに逃げられずに済むしね。

私も、前のお客さんが出てくるまで数分待ちました。

 

 

 

 

中に入ると、前回(と言っても5年前ぐらい)に来た

時より商品が増えている!

 

 

 

私が覚えている限りだと、イタリアのAmedeiという

高級ブランドチョコのアメリカ支店という感じだった

のですが。。。

 

 

今は、「Domori」「Dick & Taylor」というブランドも

扱っていて、板チョコだけではなくシェフにトリュフなどを

作ってもらい販売しています。

 

 

 

 

 

手前の3つが、私がテイクアウトしたチョコ。

 

 

久しぶりに来ると、変わったことがあって面白いです。

 

 

 

この狭いスペースなので、ココアは作ったものをどこかから

持ってきて、電気ポットに移して温度と質感を調節して

いるようです。

 

 

 

私が行ったら、ちょうど切れてしまったところで、5分ほど

待って欲しいと言われました。

 

 

 

ここのは、先日のココアより濃厚でしたが、甘すぎたり

濃厚すぎたりせず、チョコレートの味がしっかりして

美味しかったです。

 

 

 

 

待合室もしっかり暖房が効いていて、寒くなかったですよ。

 

 

 

 

ここは、私の大好きなグリーンマーケットが出るユニオン

スクエアからすぐなので、便利な場所にあります。

 

 

 

今は、写真のように電気がついて目立ちますが、あまりにも

小さいお店で見過ごしてしまうぐらいなので、気をつけて

見てくださいね。

 

 

日本も寒そうですし、ココアを飲んで寒さをしのぎま

しょう!

 

 

それでは、また!

 

 

Cocoa Store

15 E 18th Street

New York, NY

TEL: 212-982-8113

https://cocoastore.nyc

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素朴なおやつを食べたくなったら。。。

こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

 

いつもは、あまり素朴なおやつを欲しくならない

のですが、最近ギトギト、ゴテゴテがいろいろ

多かったせいか、やたら素材の味を生かした

おやつが食べたい。。。

 

 

 

そしてNYにいるときたら、これっきゃないでしょう!

 

 

 

そうです、焼きりんごです。

 

 

 

しかも、そろそろNYも本格的な寒さになってきたし、

オーブンを長い間使っても暑いと思わなくなる

今日この頃。

 

 

 

じっくりと火をいれる焼きりんごは、ぴったりです。

 

 

 

本当は、砂糖もバターもない方がヘルシーですが、

それでは愛想がないので、両方ともほんのすこーし

だけ。

 

 

 

アップルの芯の部分をくり抜き、シナモン、レーズン、

くるみ、ブラウンシュガーを混ぜたものを詰め込み、

最後にちょこっとバターをのせてオーブンへ。

 

 

 

 

 

 

りんごの種類によっても違いますが、30〜45分ぐらい

焼きます。

 

 

 

今回は、ハニークリスプという異常なほどの人気の

りんごの種類です。確かに美味しいのですが、この

種類は、他の種類と比べてずっと値段も高い。完全に

足元見られていますね。(笑)

 

 

 

味は、かなり甘く、食感はフジりんごに似ていると

私は思います。火を入れてもすぐに煮崩れたりしない

ので、調理に向いていて、レストランでもよく使用

されています。

 

 

ただ、こちらのりんごは生食で美味しいものが少なく、

フジりんごとハニークリスプは、その数少ない生食用の

りんごです。

 

 

 

本当はそのまま食べるのが一番美味しいのではない

かな〜?

 

 

 

50分ぐらい焼いたと思いますが、もう少し柔らかい

方が良かったかもしれません。でも、これも好みですね。

 

 

 

バターと砂糖が入ってなくても、レーズンやくるみが

あれば、十分に美味しい焼きりんごが作れると思います。

 

 

 

 

 

あっさりとしっかりしたおやつが食べたい時に、

また作りま〜す。

 

 

 

 

 

それでは、また!

 

 

 

 

 

白いゴールド

こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

 

今日は、”肉に関してはこの人に任せなさい”

というぐらいお肉料理で有名なシェフ、April

Bloomfield(エイプリル ブルームフィールド)の

新しいお店に行ってきました。

 

 

 

お店の名前は、White Gold Butchers(肉屋)。

White Goldとは、古い肉屋で使われていた言葉で、

肉の脂肪のことを指します。肉屋の名前には

ぴったりですね。

 

 

 

Aprilはイギリスからやってきて、ガストロパブ、

「Spotted Pig」をオープンしてNYデビュー。

それが大ヒットして、それ以来ずっとミシュラン

1つ星をキープしています。

 

 

 

オープンした当時は、全く予約が取れなく、

開店と同時に入って座るみたいなお店でしたが、

今や2階席もできて、テイラー スィフトや

カニエウエストなどセレブがよく行っています。

 

 

 

White Gold Butchersは、おそらくマンハッタン

では6軒目のAprilのお店になります。

 

 

 

彼女のシンプルでかつポイントを押さえた

料理は、いつ食べても美味しいので、とても

楽しみにしていました。

 

 

 

そして、期待通りのお味でした。

 

 

 

お店に入ってすぐに目に入ったのが、キッチンの

前にドーンっと座っていたPorchetta(ポルケッタ)。

これは、食べろってことですね〜。

 

 

 

 

これは、本当にwhite goldを食べているような

感じ。フェンネルとガーリックがよく効いていて、

やわらか〜い。そして皮がパリパリ。

 

 

メインはこれでだけで、あとは、サイドディッシュを

いくつかとりました。

 

 

この料理は、ビーフの脂を使ったポテトの重ね焼き。

上の部分はポテトチップスみたいにパリパリ、下の

層にいくと、外側がパリッと中はしっとりしていて

最高!ビーフの脂がいい味を出しています。

 

 

 

 

 

タンのサラダ。タンはうすーく切って火を入れてあり、

ちょっとコーンビーフのようになっていました。

サラダも新鮮で、ドレッシングの酸味の利かせ方が

絶妙。

 

 

 

 

これ、チキンレバームースですが、本当〜に溶けて

しまいそうでした。今まで食べたチキンレバームースの

中で一番美味しかった〜。

 

 

 

 

 

この料理は、ちょっと余ったから作ったような感じ

ですが、手を抜いてないです。スモークしたチキンの

胸肉、チャイニーズソーセージっぽい感じのソーセージ。

これをちょっと焼き飯っぽく仕上げてます。量も

ちょうどいいです。

 

 

 

 

 

と、オーダーしたのはここまでだったのですが。。。

オープンキッチンで、どこかのテーブルに運んでいる

この料理を見て、どうしても彼が食べたいと言うので

オーダー。

 

 

 

Chopped cheeseというのですが、かなり塩味の

効いたミンチ肉の上にチーズを溶かして、少し

甘めにピクルしたハラペニョーンでバランスを

とっています。

 

 

 

 

その上に、このカイザーロールが美味しい!

これこそシンプルなサンドウィッチの極め付け

ですね。

 

 

そろそろお腹がいっぱいなんですけど。。。

でも、デザートは見ないと。。。

 

 

こういう所って、デザートはあまり力を入れて

ないんですよね。でも、チョレートムースか

ココナッツエクレアの2つと言われて、

さんざん悩みましたが、後者をトライ!

 

 

テーブルにやってきた時、あまりの大きさに

仰け反りました。でも、中のクリームは

意外にあっさり。

 

 

 

 

シュー皮もサクサクしていて、上にたっぷり

のっているパリパリのココナッツが最高の

アクセントでした。

 

 

2人ともお腹いっぱい。。。と言っていたのに、

ペロッと平らげてしまいました。

 

 

この5年間ぐらい、butcher(肉屋)になることが

ヒップだったりして、弁護士をやめて肉屋になった

知り合いもいるぐらい。

 

 

このお店は、そういうbutcherがお肉をここで

さばき、販売する物もあれば、それを調理して

レストランでもサービスしています。

 

 

 

 

お肉もとても美味しそうで買いたかったのですが、

もうすでに今週分は計画してしまっているので、

また新たに足を運びます。

 

 

こういうお店こそ、家の近くに欲しいですね〜。

とーっても美味しかった。また来ま〜す!

 

 

 

 

それでは、また。

 

 

White Gold Butchers

375 Amsterdam Avenue

New York, NY 

TEL: 212-362-8731

http://www.whitegoldbutchers.com