NYスィーツエキスパート、明比 玲子です。
日本では、シリアルを朝食に食べる人って、
少ないのではないでしょうか？
ましてや、朝食以外に食べる人って、もっと
数が減るでしょう。
でもね、アメリカ人って、本当にシリアルが
好きなんです。
最近でこそ、朝食には、”甘いシリアルは
やめて、野菜ジュースやたんぱく質を
もっと摂りましょう”と言われています。
でも、やっぱりアメリカ人は、シリアルが
好き！
独身の男の人とか、家に食べる物がなかったら、
夕食や夜食にもシリアル食べてます。
ってことで、あのKellogg(ケロッグ)が、シリアルカフェを
タイムズスクェアにオープン。
まだ、オープンして、１週間経っていません。
タイムズスクェアという場所柄、もっとツーリストで
溢れかえっていると思いきや、まだPRが徹底していないのか、
結構ガラガラ。
ここも、シェイクシャックと同じく、お勘定を終えたら、
ブザーを渡されます。
オーダーが出来上がったら、ブザーにがなるので、
そこに出ている番号を見て、番号のドアを開けると、
オーダーした物が袋に入っています。
シリアルは、ケロッグがすでにミックスした物、
自分で選んでミックスする物があります。
普通のシリアルには、ミルクがついてきますが、
１ドルプラスで、ヨーグルト、２ドルプラスで、
ソフトクリームに変更可能。
そこで、ちょっと冒険をしようと思った私は、
朝から、ソフトクリームにシリアル。
シリアルの下に、ソフトクリームが隠れています。
タイム、レモンの皮のすりおろし、ピスタチオが
入っていて、美味しい！でも、これって、デザート！？
朝食ではないですねー。
一緒に行った彼は、説明書きをよく読まなかった
ため、コーヒーが好きではないのに、コーヒー粉が
かかったシリアルをオーダーしてしまいました。(笑)
コーヒーはいざ知らず、このシリアルの量！
２口食べたら、飽きました。
このお店、問題点が２つあります。
１）シリアルって、テイクアウトして、外でサクッと
食べられるものではないのに、店内に16席しかなかった。
２）旅行者相手とはいえ、スーパーで一箱５ドル以下で
買えるシリアルなのに、ここでは、小さいサイズで、$6.50。
このブログを書くのに、少しリサーチしてみたところ、
やはり、シリアル離れが起こっているようです。
おそらく、売り上げ回復のためのPRのお店でも
あるのでしょう。
斜め向かいに、あのHersey'sがお店を出して、
結構成功しているようなので、相乗効果を
狙っているのかもしれませんね。
でも、よほど、ツーリストでいつも満杯になっていない
限り、コンセプト的にも、ちょっと無理があるような
気がしました。
わざわざ行くお店ではありませんが、近くに
いらした時には、立ち寄ってもいいかと思います。
それでは、また。
Kellogg's NYC
1600 Broadway
New York, NY
http://kelloggsnyc.com