こんにちは。NYフードエキスパート、明比 玲子です。
今日は、高校の同級生で、ファッションの仕事をしている友人が日本から来たため、彼の大好きなブランド「Ralph Lauren」のレストラン「The Polo Bar」に行くことにしました。
このお店は、去年の初めにオープンして以来、ずっと行きたかったのですが、とにかく全く予約が取れないのです。
そこで、今回は、日本から来た友人のために、とっておきのコネを使って、知り合いに予約を取ってもらいました。
このブログを書くのに、少しリサーチをしていたら、こういうことが書いてありました。
Polo Barは、とにかくドアを一歩でも踏み入れるのが、とても難しく、ディナーはともかくとして、バーも予約を取るのが(バーも予約なしでは入れません)、ほぼ不可能らしいです。
自分で電話をかけていては、道理で予約が取れないはずです。セレブがよく来るお店だそうです。カニエウエストは、常連のようです。
前置きはさておき、一歩お店に踏み入れてから、ずーっとラルフローレンの世界。従業員は、おそらく全員Poloの洋服を着て、ベルトなどもすべてラルフローレンです。
地階に通され、期待が高まる中、お店の中でも、一番いい席と言えるようなテーブルに通してもらい、革張りのソファー、所狭しと飾ってあるポロの写真。ラルフローレンの世界です!
席について間もなく、パン代わりに出てくる、ここの名物の一つ、ポップオーバーが出てきます。
そして、知り合いの関係で、VIP扱いしてもらっている私たちには、メニューにのっているコーンビーフサンドウィッチのサービス。
マーブルのライブレッドにスイスチーズ、コーンビーフが載っています。日本で、缶詰のコーンビーフしか食べことの無い友人は、とても喜んでいました。
やっぱり、缶詰とは、全く違います!
メニューは至ってシンプルで、ほとんどがクラッシックなアメリカ料理です。一番のハイライトは、ステーキ、ハンバーガーのようです。
でも、私たちは、今日は、なぜかドーバーソールを食べることにしました。これは、ドーパー海峡付近で取れた、舌びらめ。舌びらめのムニエルです!
連日、食べてばかりなので、ちょっと胃も疲れ気味で、アペタイザーも、生牡蠣とケールのサラダにしました。
生牡蠣は、クマモトという種類と、モントークマルペック。クマモトオイスターは、アメリカで、とても人気があります。
ケールサラダは、細かい千切りになっており、シンプルなサラダドレッシングで和えて、パルメザンチーズをたっぷりかけ、クルトンは、バゲットの薄切りに、チーズをつけて、カリっと焼いてあります。
どちらも美味でした!
そして、舌びらめのムニエル。身がしまっているのに、ソフト。あっさりした、マイヤーレモンのバターソースとバッチリの相性です。
ちょっと不思議だったのは、ソースは、ほんの少ししかついてこないのに、ソースサーバーが非常に大きかったことです。
付け合わせが何もついてこないと言われたので、ほうれん草のソテーを頼みました。クラッシックですね。
炒め過ぎず、パーフェクトに仕上がっていました。ガーリックチップが、アクセントになっています。
ここまでで、かなりお腹いっぱいですが、締めは、やっぱりアメリカンンな、アイスクリームサンデー。
あっさりしているのに濃厚なアイスクリーム。そして、美味しい生クリーム。種もちゃんと抜かれたチェリーがのっています。テーブルに運ばれてくると、ウェイターが、チョコレートソースを上からかけてくれます。
このチョコレートソースは、あっさり気味で、私向けでした。
お腹いっぱいになり、友人が「トイレがすごかったから行った方がいい」と言うので、行って写真まで撮ってきました。これ、トイレの中です!
トイレの写真を写したのは初めてですが、ポロの写真があちこちに飾ってあり、ピカピカ。居心地の良いトイレで、思わず写真を撮りたくなるトイレでした。(笑)
トイレもいたるところに、ポロの写真が飾られています。
セレブは見かけませんでしたが、客層は、99%がアッパーイーストサイドの白人富裕層でした。アジア人は、私たちだけで、こういう客層だけのレストランは、最近はあまり見かけなくなりましたね。
かなりびっくりしました。
ラルフローレンの世界に浸れて、お食事も美味しいし、オススメなのですが、ここは、普通に電話して予約を取ろうとすると、かなり根気が必要です。
たまーに、午後5時半とか6時とかの予約が空いています。
どうしても行きたい方は、電話を根気よくかけてみてください。
それでは、また。
The Polo Bar
1 E 55th St,
New York, NY
TEL: 212-207-8562
www.ralphlauren.com