こんにちは。NYフードエキスパート、明比 玲子です。
今日は、St. Patrick's dayで、アイリッシュのパレードがあり、アイリッシュの人は、朝から夜まで、ずーっと飲んでます。
だから、午後には、酔っ払っている人でいっぱいで、ちょっと嫌な酔っ払いに出会うこともあります。
そして、街中のいろんなものが緑色になり、ビール、ベーグルやクッキーなどが緑色になって売られています。
さすがに緑色の食べ物を食べる気をしないので、私は、ほぼ毎年、St. Patrick's dayに作るものがあります。
それは、Irish soda bread(アイリッシュ・ソーダ・ブレッド)です。ブレッドとはいうものの、イーストは入っていませんし、材料さえあれば、最初から最後まで1時間あればできます。
本来のIrish soda breadは、小麦粉、ベーキングソーダ、塩、バターミルクのみです。
でも、これだと、やはり、ちょっと味気ないので、バター、砂糖少々、ベーキングパウダー、レーズンを足しています。キャラウエイシードを入れるときもありますが、今日はなかったので、やめました。
このパンの特徴は、オーブンから出てきて、一口目が最高に美味しいということ。でも、その後5分で味が変わってしまいます。
もちろん、冷めてからも美味しいのですが、その一口目の香りと味は、その時にしか味わえないです。
冷めたら、私は温めて、アイリッシュのバター、Kerrygold(ケリーゴールド)をたっぷりつけていただきます。
このバターは、牧草を食べさせた牛のミルクから作ったもので、体にとてもいいと言われて、最近とても流行っているバターです。
味も濃厚ですが、色も濃厚ですね。
このパンは、本当に簡単にできるので、St. Patrick's dayでなくても、ちょっとしたブランチにでも、ほかほかを作ると、うけること間違いなしです。
それでは、また。