前回から、NY出発前、日本滞在中、NY帰国後のたまった写真に沿って、簡単に書いています。
今日は、日本で食べたベーグルのご紹介。ここは、東京に長年在住しているアメリカ人の紹介で、行ってみたお店です。
日本人って、真似が上手なはずなのですが、どうしてか、ベーグルはうまくいかないのですよねー。
でも、そういうNYでも、本当に美味しかった24時間焼きたての「H & H Bagel」は、税金問題で捕まって、閉店してしまってから久しくなります。
それからというもの、ほんとーに美味しいベーグルって、ないんですよね。日本から来る人に聞かれて、いつも困ります。
そのお店があった頃は、私の家族も、お土産はベーグルと決まっていて、飛行機に乗る前に、いつも焼きたてを買って日本に帰っていました。
ところが、今、東京に、NYの有名老舗店「Ess-a-bagel(エッサベーグル)」で修業して来た日本人女性が、自分のベーグル店「Maruichi bagel」というのがあるということ。
さっそく、忙しいスケジュールの合間を縫って、チェックしに行ってきました。
本当は、オーナー/シェフと一緒に写真を撮りたかったのですが、彼女は忙しそうに接客をしていて、私もあまり時間がなかったので、残念だったのですが、ベーグルだけ買って帰りました。
まず、見かけは、95点。かなり本物に近いです。日本のベーグルって、この段階で、まずダメなんですが。本当は、もっと飴色にパリっと焼けてないとダメなんです。
切った感触、あまりにも切り口が綺麗に切れるのは、だめなんですよね。断面を見た感じは、まぁまぁなのですが。
一口目。「うん、いけるかも?」「あー、残念!」でした。ベーグルって、chewyさが命なんですよね。でも、このchewyさが出せるお店って、本当にないんです。
chewyって、私には、何と説明したらいいのかわからないのですが、辞書を引いてみると、歯ごたえとあります。歯ごたえっていうか、うどんで言ったら、腰があるって感じでしょうか。
歯で噛み切ったあと、ガムみたいな引きではないのですが、生地が引かないとだめなんです。これが、chewy。
これが出ない限り、やっぱり満点ベーグルではないのです。
でも、これって、本場のNYでも、ほとんどないので、しょうがないのかなー。。。と最近諦め気味ですが、本当のベーグルを知っている人は、みんな嘆いています。
このベーグル屋さん、ものすごい人気だそうです。週末は、早く行かないと、すぐに売り切れるそうです。サンドウィッチも、作ってくれますよ。
東京で、本物ベーグルに一番近いベーグルを食べたければ、ここへどうぞ!
Maruichi Bagel
港区白金1-15-22
www.maruichibagel.com