「Crisp」「Crumble」違いは何?

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こんにちは。NYフードエキスパート、明比 玲子です。

アメリカのお菓子は、みなさんもご存知のように、大雑把で簡単にできるものが多いので有名。

そして、フルーツが豊富な夏には、フルーツを生かした簡単なお菓子が、アメリカの各地にあります。

日本でも、野菜や魚の呼び名が地方によって違うように、こちらでも、同じようなお菓子が、地方によって呼び名やレセピーが少しずつ違うようです。

タイトルに書いた以外にもまだあるのですが、とりあえず、今日は、「Crisp」「Crumble」の違いと、実際に作った「Crumble」をお見せします。

上の写真は、私が作ったCrumbleで、下の写真は、ネットで見つけたCrispです。見た目は、全くと言っていいほど、変わりがありません。




この2つのデザートを簡単に説明すると、フルーツの上にステゥルーゼルがのっていることです。

でも、2つの違いは、Crumbleには、フルーツの上に乗っているステゥルーゼルにオーツ麦が入っていますが、Crispには、入っていません。ステゥルーゼルは、バター、粉、砂糖でできています。

でも、オーツが入っているか入っていないかだけの違いだと、素人にとってはどうでもよく、みんな、どちらの名前も考えないで使っているのが普通です。

オーツ麦が入ることで、しっかりした食感が出て、私は、Crumbleが大好きです。私は、少し変化を加え、オーツ麦だけでなく、アーモンド粉も加えているので、香ばしくなります。


話しが前後しましたが、このCrumbleは、ピーチとブルーベリーが入っています。今日は、ちょっとブルーベリーの入れ過ぎかも。全体が、かなりブルーベリー色になってしまいました。

中には、ピーチとブルーベリーから出てくる水分があるので、コーンスターチをほんの少し、レモン汁、砂糖、シナモンが入っているだけ。

でも、新鮮なフルーツをグリーンマーケットで買うことにより、フルーツの味がぐっと引き立ちます。毎夏一回は作る、デザートです。

そして、かなり熱々を食べるので、アイスクリームを添えるのは欠かせませんね。(笑)


土曜日のグリーンマーケットでは、ピーチが何となく終わりかけでした。今は、プラムが真っ盛り。今週末は、プラムで何か作ろうかなと思ってます。

それでは、また。