これだから、夏はやめられない!Vol. 9 カジキマグロとカラフルなソース

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こんにちは、NYフードエキスパート、明比 玲子です。

もう8月中旬、夏のグリーンマーケットが楽しめる期間がどんどん短くなってきていて、ちょっと焦ってます。


今日は、今週たまたまテレビで見た、料理を少し変えて再現しました。

アメリカで有名な料理研究家、Ina Garten(アイナ・ガーテン)が、NYからLAに行って、セレブの家や有名シェフを訪問して料理を作るというエピソードでした。

その中で、今、ベン・アフレックとの離婚で渦中にいる、ジェニファー・ガーナーの家を訪れて料理を作っていました。

彼女は、今までにも、ベンも含めファミリー全員で、近くのグリーンマーケットに、定期的に買い物に行っているようで、家の庭でも、コーン、トマト、ケールなどを育てていました。

その日は、ジェニファーの好きなカジキマグロのグリルにカリフォルニアっぽい、カラフルなパプリカのソースがかかっているのがメイン。スナックに、ケールチップを作っていました。

カジキマグロは、どんなに気をつけて料理をしても、パサパサになってしまうので、私はグリルにはしたくないので、オリーブオイルでポーチすることにしました。

オイルでポーチって、油っぽそうに聞こえるのですが、まったく油っぽくありません。オイルを60度に温めて、約10分です。

オイルには、タイム、ニンニク、レモンの皮、他には好みで入れて風味づけしましょう。

パプリカのソースは、普通お決まりのソース。パプリカ、玉葱、ニンニク、アンチョビー、ケイパー、それに、ベビーフェンネルを入れて、トマトで煮込みました。簡単!



このガーリックは、とても新鮮で、柔らかく美味しいです!

仕上げには、バジリコを刻んで散らしてあります。バジリコは、すぐにダメになってしまうので、束で買った時は(アメリカでは、ものすごい大きな束になっています)、すぐにバジリコソースを作って冷凍してしまいます。

バジリコソースにしなくても、ただ単にオリーブオイルを入れて、フードプロセッサーで砕いて製氷皿に分けて冷凍しておくと、必要な量だけ取り出せます。

でも、毎回そういうこともできないので、私は、春か夏に、こういう小さい鉢植えを買って、必要なだけ使います。これで、2ドルです。


お皿の上の、海苔みたいに見えるのは、ケールをオーブンでローストしてチップスにしています。

Inaの番組には、パルメザンチーズをかけて焼いていましたが、今日はお魚と同じお皿に置くということと、できれば、シンプルな方が好きなので、チーズは省きました。


ケールチップは、簡単にできて、多量のケールを消費できるし、ポテトチップスを食べる変わりにクランチーさを味わえてヘルシーです。

ケールを天板に並べ(重ならないように)、私はオリーブオイルのスプレーをかけて、塩、コショウをするだけ。

いろんな温度で作っている人がいますが、今日は、180℃のオーブンで10分で作りました。ケールの種類によっても違いますので、ご自分でやってみてください。

前後しましたが、昨日、今が旬のイチジクを買ったので、アペタイザーとデザートに使用しました。


これが、アペタイザー。プロシュート・サンダニエルをイチジクにぐるぐる巻いただけです。でも、これが美味しい!ファイバーが多いので、お腹いっぱいになります。

生ハムが塩辛く、イチジクが甘く、とても簡単にできるのに、大満足の一品です。


デザートのケーキは、もちろんイチジクを入れて、アーモンドフラワーを入れて粉を極力控え、蜂蜜を利かせています。chewyで、香ばしく、後を引く美味しさです。


アメリカ人って、必ずアイスクリームを付けたがるんですよね。アメリカでは、ハーゲンダッツが「バニラビーンズ」というフレーバーをバニラ以外に出していて、夏は、これを買いだめしています。

今日は、デザートがなければ、かなりヘルシーだったのですが。。。(苦笑)

それでは、また。