色鮮やかで比較的バランスの取れた、ヘルシーな一品

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こんにちは、NYフードエキスパート、明比 玲子です。

今日は、家にあるもので適当にご飯を作ろうと思って、先週買っていたものなどを合わせて、「Chile Rellenos(チリ レィエノ)」を作ることにしました。

これは、メキシコ料理の一品で、Poblano pepperに詰め物をして、揚げているのが一般的だと思います。でも、今日は、揚げずにチーズをのせて焼くという料理法にしました。

ポブラノペパーは、私の大好きな食材の一つでもあります。辛ーいと思うのに出会うことはめったになく、基本的に、スモーキーなフレーバーを楽しむマイルドなペパーです。


中に詰め物をする前に、グリルで軽く焼くか、オーブンでローストして、アルミフォイルなどでくるみ、しばらく置いて汗をかかせます。そうすると、まわりの薄皮が剥きやすくなります。

この方法で、普通のパプリカも簡単に薄皮を剥くことができますよ。パプリカの場合は、かなり真っ黒にローストしてしまっても大丈夫です。

でも、今日のポブラノペパーは、しっかりローストすると、皮は剥きやすいのですが、詰め物がしづらくなるので、ローストし過ぎないように注意。

詰め物の具には、調理したチキンを刻んだもの、黒豆(小豆ぐらいの大きさで、真っ黒です)、トウモロコシ(写真のように、包丁で削ぎ落とします)、ローストしたパプリカを刻んだもの、香菜を刻んだもの、クミンパウダー、チリペパー、塩、コショウ、ライム汁です。



チキンは、どのようにして料理してもかまわないです。私は、塩麹で少しマリネして、グリルする時もあるし、フライパンで焼いてしまうこともあります。

出来上がった具は、このような感じです。これだけで食べても十分美味しいですし、これをトルティーヤの皮にくるんで食べても美味しいです。

ポブラノペパーの薄皮が剥けたら、ペパーの形を崩さないように気をつけて、中の種を取り除き、出来上がった具を詰めます。

そして、上にチーズをのせて、チーズが溶けるまでオーブンで焼き、出来上がり。チーズは、本来はメキシカンチーズを使う方がいいのですが、手持ちのチーズで十分です。

もし、あれば、Monterey Jackか、なければチェダーチーズなどがいいでしょう。

本当は、Guacamoleは付いてきませんが、味てきにも合うし、健康にもいいので、少しだけつけました。夏は、こういうあっさり、でもしっかり食べられる料理がいいですね。


デザートは、まったくあっさりではないのですが、ヌテラのブラウニー、アイスクリームサンデーにしました。

特に、何もデザートを作ってなかったのですが、たまたまバタースコッチソースの作りおきがあり、ブラウニーさえ作ればよかったので。最後にクルミをかけました。


このブラウニーは、ヌテラ、卵、粉しかはいってなく、とても簡単にできます。

せっかくヘルシーなご飯だったのに、最後で台無しになりました。差し引きゼロということで。まっ、いいか。(笑)

それでは、また。