こんにちは、NYフードエキスパート、明比 玲子です。
私がNYに住み始めた頃は、こちらのコーヒーは、飲めたものではありませんでした。でも、10年近く前から、少し変わり始めて、今や、美味しいコーヒーが溢れかえっています。
そして、Blue Bottle coffeeがブルックリンにオープンして以来、他のカフェも、新しい商品の開発に躍起になっています。
3年前ぐらいから、”Cold Brew”、水だしコーヒーが流行始めましたが、今年は、最高潮に達しているようです。あまりにも売れるので、水だしコーヒーをタップにしています。
「Growler (グラウラー)」と呼ばれる、生ビールを詰めてもらう瓶に、水だしコーヒーを入れてもらって買う人も多いようです。
他にも、何種類かご紹介したいコーヒーがあるのですが、とりあえず、今年一押しのコーヒーは、この "Nitro on tap(ナイトロ オン タップ)"です。
これは、水だししたコーヒーを高圧の元で、窒素と二酸化炭素で処理して、樽の中で冷やします。そして、オーダーがきたら、ビールのように、蛇口を倒してカップに注ぎます。
すると、泡はたくさんではありませんが、大変細かく、ギネスビールのように見えます。
正直言って、あまり味にうるさくない人には、普通の水だしコーヒーとの違いはわかりづらいと思います。
炭酸が入っている感じは、ほとんどないに等しく、でも、少し口当たりがなめらかです。それと、酸味が少し取れて、丸い味になってる感じです。
Cold Brewより、少し高めですが、話しの種に一度飲んでみると面白いと思います。
他にも、ご紹介したいアイスコーヒードリンクがいくつかあります。また、追って紹介しますね。
それでは、また。
Stumptown Coffee Roasters
18 W 29th Street
New York, NY
TEL: 347-414-7805
https://www.stumptowncoffee.com