こんにちは、NYフードエキスパート、明比 玲子です。
何だか、私はメキシカン料理の投稿が多いような気がしますが、今日は、またメキシカン料理のお店「Rosie's」のご紹介です。
このお店は、ご主人がシェフで、奥さんが切り盛りしているコンピの4軒目です。Vic's(元Five Points)、Cook Shop, Hundre Acresと、どれも人気店です。
でも、どのお店も、「Farm to Table(農場からテーブルへ)」がテーマのニューアメリカンタイプのお店。今回のメキシカン店は、ちょっとした冒険と受け止められています。
可能な限り本物に近いメキシカンにしたいということで、お店の地下でコーンを挽いて粉を作り、そこからトールティーヤの生地を作っています。
店の真ん中では、メキシコ人の女性にトールティーヤを焼かせており、まさに作り立てのトルティーヤが食べられます。
私は、普通、コーンでできたトルティーヤはあまり好きではないのですが、ここのは美味しいです。
これは、ポークが中に入っています。
中には、ブリスケットが入っています。
これは、ここの18番。Oaxaca cheese(味はチェダーチーズに近く、見た目や食感は、モッツァレラチーズのよう)というメキシコのチーズをクリスピーに焼いたものに、スパイシーなソースがついてきます。
スパイシーなソースといっても、ピーナッツ、パンプキンの種、胡麻、ひまわりの種にチリオイルが入っていて、ちょっと面白い食べ物。ナッツ好きにはもってこい。ビールのつまみですね。
なんでも、オーナーがメキシコに行って、ホットソースを頼んだら、これがでてきたことがあるそうで、気に入ったので、お店のメニューに載せたとか。
何だか、ガツンとお腹にくるものがなかったので、もう一品頼むことに。これは、Porgy(真鯛の一種)というお魚にチリパウダーをまぶして、料理しています。
もう少しスパイしーでもよかったかも。何だか、イタリアンを多ベているみたいでした。
デザートは、チューローとホットチョコレート。うーん、ちょっとこれは、残念でした。たぶん、これは、揚げたてではなかったと思います。
堅かったし、ホットチョコレートも薄めでパンチがないし。失敗デザートでした。
トルティーヤは美味しかったのですが、全体的に、どれもひと味足りないという感じでした。
やっぱり、このレストランオーナーには、メキシカンレストランは、ちょっと冒険だったのでしょうか?まずくはなかったですが、努力が報われていないかも。もう少し、がんばって欲しいです!
それでは、また。
Rosie's
29 East Second St,
New York, NY
TEL: 212-353-0114
ホームページなし。
FBを見て下さい。