お笑いの Matcha Bar。果たして、アメリカ人は、本当の抹茶が理解できるのだろうか。。。

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こんにちは、NYフードエキスパート、明比 玲子です。

今日のNYは、うだるような暑さでしたが、昨日に続き、ブルックリンへ。でも、ちょっと方角が違う、Williamsburg(ウィリアムズバーグ)に行ってきました。

理由は、ずっと気になっていた「Matcha Bar(抹茶バー)」をチェックに行くため。そうです、あの、お抹茶です。去年頃からじわじわと人気が出始め、このお店は昨年9月にオープンしています。

そして、このお店の開店が、ますます抹茶の認知度を高めたかも。


女優のグイネス・パルトローが、抹茶ラテを持って歩いている写真も見たことがあります。ちょっとした、ファッションになっているかもしれませんね。

先月、「Rose Bakery」の所でもご紹介しましたが、今は、新しそうなコーヒーショップでは、かなりの割合で、抹茶チーノや、抹茶ラッテが飲めます。

でも、日本人が飲んで、本当に「抹茶」と思えるものに出会えるのは、難しいかも。

さて、店名を「抹茶バー」とするぐらいなので、よほど美味しい抹茶かと思ったのですが、他のお店で飲む抹茶ラッテの同じぐらいでした。

先日もお話したように、こういうコーヒーショップで、値段の高い抹茶は使用できないので、当然の如く質が落ちます。色は、鮮やかなんですけどね。



名前につられて、はるばるマンハッタンから来て、ちょっとがっかりしました。。。でも、何事も、自分で経験してみないとわからないです。

昨日のBBQ のように、どんなにみんなが美味しいと言っていても、自分で食べてみると、実はいまひとつのようにね。あっ、でも、これって、他にもあまり美味しくないって思う人がいるっていうことです。

このお店では、12種類の抹茶ドリンクがメニューに載っています。アメリカらしいですね。

いろんな物、例えば、富士アップルジンジャー抹茶なんていうのもあります。日本人には、名前を聞いただけで、ちょっと飲む気が失せますが。

そもそも、緑茶に砂糖を入れて飲む人たちですから、お茶は、どういうお茶でも同じ取り扱いなのでしょう。

それから、今のところ、きちんと茶筌で立てて抹茶ラテなどをつくっているのは、一保堂だけです。「抹茶バー」のバリスタは、普通にスプーンで混ぜて、ダマになった抹茶を漉していました。お笑いでした。

他に用事がなく、わざわざこの店に来ることはないですが、ウィリアムズバーグに行ったら、散歩がてらのぞいてみてください。コーヒーも他のお茶も置いています。

近くには、Wythe ホテルという有名なホテルもありますが、マンハッタンに比べると、まだまだのんびりしています。

それでは、また。

Matcha Bar
93 Wythe Avenue,
Brooklyn, NY
TEL: 718-599-0015
http://matchabarnyc.com