今日は、少し高級な3つ星店、コンテンポラリー・メキシカンレストランのご紹介です。
このお店は、世界的に有名なEnrique Olveraというメキシコのシェフが、去年11月ぐらいにオープンしたお店。開店してすぐに、「今年は、もう満席」と言ってました。
その後も、何度も予約を取ろうとしてみたのですが、いつも一杯。そこで、テーブルを予約するのは諦めて、早い者勝ちで取れるラウンジのテーブルで食べることにしました。
奥の入り口の右と左に、低めのテーブルがいくつかあり、ラウンジになっています。
午後5時半にディナーがオープンということで、5時半に友人と待ち合わせをしたのですが、友人がたまたま早く着いたので、ラウンジのテーブルの中でも一番いい所を陣取ってくれました。
お店を入ってすぐが、ラウンジ、そのあとバー、奥がダイニングルームです。ラウンジやバーがカジュアルなのに、ダイニングルームがやたら真っ暗で、雰囲気を出しまくっていたのが、印象的でした。
さて、お料理ですが。パッと見たら、普通に見えると思うのですが、今年今までに行ったレストランの中では、一番美味しく、興味深いお料理でした。
ウニ好きの私としては、これは外せませんでした。トルティーヤをトーストした上に、ウニ、アボガド、骨髄にキュウリがのっています。ちょっと食べにくかったですが、あっという間になくなります。
タコは、見ただけではわかりませんが、まわりはしっかりと焼いてあるのですが、中はとっても柔らか!こんな美味しいタコは、食べたことがありません。
Cobia(スギ)は、パイナップルのピューレとハラペニョンの組み合わせがいい上に、最後は、香菜がしめます。
野菜がないからと言って、勧められたマッシュルームの一品。何でも、マッシュルームとズッキーニをバナナの葉にくるんで、4時間料理したというのです。でも、食感は、こりこりとしていて、4時間も料理したとは、とても思えません。
ここに来たら、duckを食べろと言われているぐらい、有名な一品です。ダックは、柔らかく、ナイフなんて要りません。3人、4人でもシェアーできるかもしれません。
最後、デザートも、ここの18番。トウモロコシの皮を乾燥させて粉末にした物をメレンゲに混ぜ込んで、焼き上げた物。中は、コーンで作ったカスタードクリームとマスカルポーネと生クリームを混ぜ合わせたクリームが入っています。
デザートって、難しいんですよねー。アメリカは、チョコレートが好きな人が多いから、どこに行っても、同じようなチョコレートのデザートばかりで飽きます。でも、これは変わっていて、おすすめ!
近年、レストランが出来過ぎて、あんまり面白くて、美味しいと思うお店が少ないのですが、ここは、久しぶりのヒットです。ブランチも最近始めたので、是非行ってみようと思います。
それでは、また。
Cosme
35 E 21st St,
New York, NY
http://www.cosmenyc.com