こんにちは!
NYスィーツエキスパート、明比 玲子です。
今日は、ちょっとバナナの雑談です。
昨日、バナナブレッドのことを書いた際、
「えー、こんなに真っ黒になるまで熟すん
ですかー?」とフェイスブックに書き込んだ
友人がいて、ふと思いました。
これって、きっと、個人によって、バナナの
熟れ具合の許容範囲ってあるんだろうなーって。
皆さんは、どれぐらいのバナナなら、許せますか?
まぁ、普通は、これぐらいが限度かなー?
って思っていて、昔の苦労話しを思い出して
しまいました。
数年前のクライアントは、プライベートジェットを
2機も持っている、大金持ちでした。
そういうファミリーですから、すべてにおいて、
いろいろと好みがうるさいのです。
そして、大のフルーツ好き。キッチンカウンターに
ある大きなフルーツバスケットには、いつも
多種のフルーツを欠かすことができません。
バナナは、毎日のように房で買わないとダメな
フルーツでした。
そこで、困ったことに。。。
とにかく、バナナに小さい斑点でもあったら、
絶対にダメなのです。「そういうバナナしかないの
なら、買ってくるな」と言われます。
こういう、斑点一つもなく、適度に熟れていて、
ツルツルのバナナ!これしかダメなのです。
こんなバナナ、そんなに見つかるものではありません。
日本はあるかもしれないですが、アメリカでは、至難の
技です。
家の中には、メイド3人にハウスマン2人が常勤。
私が時間がなくて見つけられない時は、みんな総がかりで
バナナを探しに走り回ります。
車で、1時間とか走らせる時もあります。
ちょっと嘘のような話なのですが。これは、本当の
話です。
プライベートシェフって、美味しい料理が作れるだけ
では、役に立たないのですよ〜。
召使いって言いますよね。お仕えしないとダメなのです。
あ〜、働いている時は、「やってられませ〜ん」って思って
ましたが、今となっては、笑い話です。
バナナのことで、懐かしくなったので、みなさんと
シェアーしようと思いました。
それでは、また。