Claus Meyer氏のフードホール、出来上がり!

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こんにちは!

NYスィーツエキスパート、明比 玲子です。

今日は、行きたいと思いながら、なかなか

見に行けなかった「Great Northern Food Hall」に

行ってきました!

これは、コペンハーゲンの、あの有名な「Noma」の

創立者の一人、Claus Meyer(クラウス・マイヤー)氏

プロジェクトです。

グランドセントラル駅のプロジェクトがオープンする前に、

ブルックリンで、毎週土曜日にあるベーカリーを間借り

して、ポップアップのお店を開店していました。

(もう今は、彼のベーカリーです)

グランドセントラル駅は、4月にオープンしたベーカリーと

ホットドッグスタンドが始まりでした。

その直後には、そのホットドッグスタンドの隣にある

「Agern(アガーン」をオープン。

つい先日、3つ星を取得した高級店。

そして、6月下旬に、今日行った、フードホールが

オープン!

ここは、6つのテーマから成り立っています。

*Grain bar、昼間は、オートミールやグラノラを出し、

夜は、クラフトビールを提供。

*Almanakは、野菜にフォーカス。サラダ、スムージーなど。

*Meyers Bageriは、ペイストリーやパン類。

*Brownsville Roastersは、季節ごとにコーヒーが変わる。

*Open Ryeは、スモーブロー(オープンフェイスサンド)や

普通のサンドウィッチ類。

*Bar(いわゆるバーです)は、希少価値の高いスピリッツ類に

多種類のアクアヴィットを備えている。

うーん、アイデアとしては、とてもいいのですが、ちょっと

ニューヨーカーには、too muchぽいです。

まず、朝食をゆっくり食べるような人はいない!

食べる人の方が少ない!

これは、大都市は、どこでもそうだと思うのですが。

ちょっと笑ったのが、私がいる時に、

「ベーグルはないのか?ベーグルは?」と怒鳴っている

おじさんを見かけました。

そんなにみんなベーグル食べるとは思わないのですが、

やっぱりなかったら困るのかなー?

女性ならいざ知らず、あんなスモーブローで、

アメリカ人はお腹がいっぱいにならない!

2つ食べても、満足しないかも。

ここの顧客になるようなニューヨーカーは、とにかく

粉類を食べないようにしている!

それなのに、いくらヘルシーをウリにしたライ麦パンで

あっても、とにかく、パンやお菓子ばっかり。

人気が出るとしたら、Almanakのサラダやスムージー

でしょうね。でも、入り口から一番奥にあるんですよ。

さすがにコーヒーだけは、入り口にありましたが。

ここは中2階ですが、ペイストリーやパン類は、1階でも

同じものが売られていて、こんなにいらない!

一体、毎日どれだけのパンやサンドウィッチが残るの

だろう。。。と考えると、ちょっとゾッとしました。

ペイストリーは、以前にかなり試したので、今日は、

楽しみにしていた、スモーブローをいただきました。

ここではやっぱり、ニシンの酢漬けでしょう。

美味しかったけれど、日本人には、かなり甘めの

酢漬けだと思います。

そうそう、これを食べて再認識しました。

アメリカ人って、サンドウィッチを作る時、パンに

バターを塗らないんです。

でも、ここのはしっかり塗ってあり、上の具が落ちて

なくなっても、パンとバターで美味しかったですよ。

さすが、粉から引いて、ここで焼いているライ麦パンは、

噛み締めて味がありました。これだけ買いに来る価値あり!

個人的には、スモーブロー、ライ麦パン、ペイストリーと

気に入ったのですが、アメリカ人には、ちょっと難しいの

かなー?って思いました。

グランドセントラル駅は、いつ来ても素敵です。

住んでいる方も、観光の方も、グランドセントラル駅に

いらした際には、「Great Nothern Food Hall」に

立ち寄ってみてくださいね。

Great Northern Food Hall

89 Vanderbilt Avenue

New York, NY