こんにちは!
NYスィーツエキスパート、明比 玲子です。
今日は、フランスからやってきた、ローストチキンのお店、
「Le Coq Rico(ル・コク・リコ)」に行ってきました。
仏語で、beautiful birds、美しい鶏という意味だそうです。
シェフ、Antoine Westermann(アントワン・ウェスタマン)
は、23歳の若さで、ミシュランの星を獲得して、23年間
キープしてきた凄腕。
それなのに、2006年に、星を返還して、ミシュランから
離れる。
コンサルティングの仕事などで、アメリカに来るように
なり、アメリカの食材の可能性を見出したそう。
なんでも、鶏のフレーバー、食感は、地域、ブリーダー、
年齢、飼い方のスタイルの違いなどで変わるという概念を
もとに、NYの鶏に合うように調理しているのが、NYの
「Le Coq Rico」です。
一言、「はい、さすがに、美味しかったです!」
まず、チキンとマッシュルームのソーセージ。
チキンのソーセージって、パサパサになりやすいの
ですが、ここのは、ふわっと仕上がっています。
メニューには書いていませんでしたが、かなり
チーズが入っていますね。
このローストチキンは、1/4羽の2人分です。
要は、1/2羽ってことかな?
ローストチキン、塩加減は、パーフェクト!
鶏のフレーバーが最大限に引き出されるように、
調理されています。
口に入れると、鶏の香りがいっぱい、しっとり
していて、パサつかない。
NYには、美味しいローストチキンは他にも
たくさんありますが、ここのは、マジに美味しい!
一つ、気になったというか、びっくりしたことあり。
アメリカでは、wishbone(ウィッシュボーン)は、
最初に取り除き、絶対にサービスしないのですが、
ここでは、wishboneが出てきました。
これには、かなりびっくり!カルチャーの違いですね。
お料理で満足していたら、デザートは、もっと
満足でしたよ〜!
ここのお得意は、ウフアラネージュです。
卵白のお菓子ですが、この卵白が、どうやったら
こんなに綺麗にできるのかと思うぐらい綺麗。
そして。。。。。クレームアングレが、濃厚で、
淡白な卵白を一気に引き立てます。
ナッツのクランチがソースに入っていて、アメリカ人
好みですね。
もう一つは、ストロベリーメルバ!
美味しいストロベリーは、もちろんのこと、
生クリーム、アイスクリーム、トッピングの
アーモンドクランチ、どれをとっても、
最高の味。
やっぱり、フランス人ですね。こんなデザートでも、
とても綺麗に仕上げてしまいます。
終わりよければ、全て良し!
また、来たいでーす。
夜は、それほど安くないですが、ブランチは、
リーズナブルなお値段。
是非、いらしてみてくださーい。
Le Coq Rico
30 E 20th Street,
New York, NY
TEL: 212-267-7462