えーっと、どのキュウリになさいますか?

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こんにちは!

NYスィーツエキスパート、明比 玲子です。



日本で、キュウリというと、よほど探さない限り、
一種類しかないのではないでしょうか?




こちらでは、ちょっと数えただけで、5種類あります。




と言っても、これは、夏のグリーンマーケットで
売っている種類の数なので、お店に行くと、
2、3種類ですね。



これは、ピクルス用のキュウリ。Kirby(カービー)
と言います。



こういう白っぽいキュウリもあります。中近東のキュウリ。



日本のキュウリ。



そう、アメリカの普通のキュウリって、バカでかく、
表面にワックスがかかっていて、切ると、
種ばっかり。


これです。




NYに住み始めた頃は、そのキュウリしか
目に入らず、一時期、キュウリは全く
食べない日々が。。。



そして、しばらくして、このキュウリに
出会って、嬉しくなりました。




それは、なぜか、グリーンマーケットで、
ほとんど見かけない(今回も見かけなかった)、
English cucumberと言われるキュウリ。




種が少ないので、Seedless cucumberとも
呼ばれます。


なぜか、このように、一本ずつパックされている。




と言っても、日本のパリッとした種の少ない
キュウリに慣れた私は、これでも、あまり
納得できない!




ところが、5年前ぐらいからでしょうか、
「Persian cucumber(ペルシャのキュウリ)」が
現れてからは、日本のキュウリを買わなく
なりました。




パリッとしている上に、まわりにトゲが全くなく、
ツルツル。種も少ない上に、みずみずしい。

小ぶりっていうのがいいですよね。


上記のEnglish cucumberは、大きいんですよ。





そこで、日本の皆さんには、つまらない一品ですが、
この2、3年、NYで密かに流行っている調理法、
”叩く”で作ってみました。





要は、”叩きキュウリ”なのですが、ビーツなども
叩いて味を染み込ませているのを食べたことがあり、
とても美味しかったのを覚えています。




うーん、夏になると食べたくなる一品ですね。
ごま油、米酢、醤油、砂糖少々、にんにくの
すりおろしを入れて、唐辛子でしめる!




私は、こういう系統の味を率先しては食べないのですが、
やはり、嬉しい味です。




この夏は、ちょっとこれにはまりそう。(^^)




皆さんも、夏の美味しいキュウリを楽しんで
くださいね。




それでは、また!