こんにちは。NYフードエキスパート、明比 玲子です。
Spaghetti meatballsという、本当に、典型的なアメリカ料理があります。読んで字のごとく、スパゲッティーにミートボールが入っています。
と聞いて、普通に日本人が思いつくのは、スパゲッティーに直径2cmぐらいのミートボールが入っているのを想像すると思います。
もちろん、そういうミートボールもあるのですが、いわゆるオールドファッションのそれは、直径5、6cmぐらいのミートボールがゴロゴロ入っているのです。(写真は、ネットより)
アメリカ料理に見慣れていた私も、初めてそれを見た時には、さすがにびっくりしました。
アメリカ人は、ミートボール大好きなんです。まぁ、ミートボール嫌いな人って、あんまりいないかもしれませんが。
で、これがダイエット食になるって??
そうなんです。まぁ、このままではローカーブダイエット食にはなりません。
ローカーブ (日本では、ローカーボというのかもしれませんが、アメリカではLow Carb=ローカーブと言います) ダイエットは、炭水化物を除けばいいので、簡単です。
たんぱく質、油、チーズは、食べても大丈夫。
まず、ミートボールから。ミートボールに入れるパンを豆腐、もしくは、リコッタチーズに変更します。それだけです。そして、パルメザンチーズはたっぷり入れて大丈夫です。
次に、スパゲッティー。さすがにこれは、ダメなので、spaghetti squash(スパゲッティー・スクァッシュ) というウリに変更。
これは、日本語では、キンシウリ、別名、そうめんかぼちゃと呼ばれているようです。
日本では、どのぐらい出回っているのかわかりませんが、少なくとも、それほどポビュラーではないと思うのです。
こちらでは、普通にスーパーで売っています。そして、ローカーブダイエットが流行りだした、10年近く前からは、特に流行っています。
それは、ローストしたり蒸したりしたら、あら不思議、写真のように、スパゲッティーのようになるのです。
天板にアルミホイルを敷いて、私は、オリーブオイルのスプレーを使って、うっすらと油を敷きます。
ただ、これ自体には、ほとんど味がなく、しっかり味をつけないと、あまり美味しいものではありません。
今日は、ペストにせず、オリーブオイルとバジリコだけを混ぜ合わせたソースが残っていたので、それと塩、胡椒をしっかりとしました。
プリゼンとしては、中をくりぬいた後のspaghetti squashの中に入れて、上には、パルメザンチーズではなく、ブルーチーズをのせました。
ローカーブダイエットは、野菜をたっぷり摂るのがキーだと思います。
だから、このダイエット版のspaghetti meatballsは、満足感もあり、ぴったりですよ。
もし、この、そうめんかぼちゃを見かけたら、是非、作ってみてください!
それでは、また。