こんにちは。NYフードエキスパート、明比 玲子です。
昨日は、26℃まで上がり、真夏のようだったのですが、今朝は、雨が降って、11℃しかなく、また、冬のジャケットを出してきました。
今日は、2014年に日本で流行った、水信玄餅がNYのsmorgasburg(スモーガスバーグ )にデビューする日なので、雨が降ろうが寒かろうが、頑張って食べに行くことにしました。
smorgasbordとは、2011年から始まった、夏は屋外、冬は建物の中でやっている、食べ物の屋台市ですね。今日は、屋外で始める初日でした。
今や、超人気で、今夏のために、350のベンダーの応募の中から、70のベンダーが実際にテースティングまでこぎつけて、25の新しいベンダーが選ばれたということです。
人気のあるお店はかなり並ぶため、11時会場には、入っていました。そして、目指すは、"Raindrop cake"(雨滴のケーキ)と呼ばれるブース。
お天気が悪かったからでしょう。一番のりだったのもあり、着いた時にはほとんど並んでいませんでしたが、食べ終わって帰る頃には、かなりの列ができていました。
最近は、ネットで情報が回るので、皆さん敏感ですねー。
常温では30分しか持たないと言われるこのお菓子は、日本でも、そこに食べに行かないとダメなようで、一度味見をしてみたいと思っていました。
でも、日本人なので、だいたい味は想像できましたし、食べてみたら、やっぱり思っていた通りでした。
日本の本物の水信玄餅の作り方は、もしかしたら違うのかもしれませんが、基本は、水をアガーで固めたものをきな粉と黒みつで食べるお菓子です。
日本の水信玄餅の写真を見ると、私が食べたのよりも、はるかに透き通っているような気がします。それに、水も特別な水を使用しているようです。
アメリカのは、どこの水を使用しているのか、聞くのを忘れてしまいました。でも、1つ8ドルも取るお菓子ですから、きちんとミネラルウオーターを使っていると思いますが。
そして、ビデオで見る限りだと、日本のは、完全に丸いのですが、こちらのは、半円だと思います。
特別に美味しいとも思いませんでしたが、食べながら、密かに、わらび餅だったらなーと思ってしまいました。
そんなことを思うのは、日本人だけでしょう。(笑)
きな粉と黒蜜の味が好きな日本人にはいいですが、アメリカ人は、「つまらないお菓子」と言っていました。
みんな、珍しいもの好きで最初は試しにくるでしょうが、一回試せばいいという感じなのではないでしょうか?
昨日のお天気が初日だったら、どんなに良かったことかと思うのですが、あいにくの雨の上、気温もあまり高くなく、外にいると結構寒かったです。
ということで、せっかく来たのですが、raindrop cakeを試したら、他は何も食べずに、
すぐに帰ってきました。
Smorgasburgは、去年ぐらいから、かなり規模が大きくなってしまい、何だか美味しい屋台が少なくなったようで、少しがっかりなのですが、一夏に一度は来てしまいますね。
マンハッタンも目の前に綺麗に見えますし、お天気のいい日には、気持ちがよく、お散歩がてらに来れば最高です。
行ったことのない方は、是非いらしゃってみてください。
それでは、また。
www.smorgasburg.com
私が行ったのは、Williamsburgのロケーションです。