こんにちは。NYフードエキスパート、明比 玲子です。
この週末は、大寒波がやってくるのと、バレンタインデーウィークエンドということで、出かけるつもりはあまりなかったのですが、ブランチに行くことにしました。
今日は、少し前から気になっていた、sohoの老舗「Raoul's(ラウルズ)」に行くことにしました。
このお店は、ソーホーで40年間続くビストロなのにもかかわらず、去年の秋までブランチをサービスしてなかったそうです。
ブランチはサービスしていなかったものの、夜は、かなりの人気で、今でも、ゴールデンタイムに行くと、座れないことがあると聞きます。
ここは、ステーキやハンバーガーが有名な店なので、ブランチも、パンケーキやベネディクトみないなブランチっぽい料理を出したくなかったそう。
パンケーキは外せないので、オーブンで焼くスフレタイプのパンケーキがメニューにありましたが、基本は、きちんとしたお食事という感じ。
朝11時にオープンするので、11時に入ると、まだ店員はミーティング中。これって、アメリカですよね。予約もしていたのに、人の顔見て、びっくりしたような顔してるんです。
ま、すぐにテーブルに通してくれました。結構、お腹が空いていたので、いきなり、ガツンとアペタイザーに、クラブベニエを頼みました。
あんまり期待していなかったのですが、パリッとした揚がりで、中はとってもクリーミー。蟹の身もたくさん入っていました。
メインコースは、ラビオリとそば粉のクレープで包んだ、ダック・コンフィのサラダ添えです。
どっちかと言えば、後者の方が美味しかったですが、ラビオリもクリーミーなリコッタチーズと卵がマッチして、食べ応えがありました。
そば粉のクレープは、かなりもっちりしていて、ダック・コンフィとよく合い、とっても美味でした。
デザートは、ありきたりであまり面白くなかったので、近くのDominique Ansel(ドミニク・アンセル)で、Frozen S'more(フローズン・サモアー)をいただき、DKA(クイニーン・アマン)をお持ち帰りしました。
バレンタインデーだけあり、バレンタインのお菓子一色に染まっていましたが、それは、見るだけにしました。
ここで美味しいのは、やっぱり、DKAとFrozen S'moreだと思います。Cronutも美味しいですが。
今日は寒かったので、お腹が満たされた所で、散策もせずにさっさと家に帰りました。(笑)
Raoul'sのブランチは、思いもかけず美味しかったので、また行きたいですし、お薦めです。でも、女の子同士で、かわいいブランチがしたければ、もう少しお洒落な所がいいかもです。
Raoul's
180 Prince St,
New York, NY
(212) 966-3518
http://raouls.com