先日、アップルパイの話しの際にもお話したように、NYには、とてもたくさんの種類のリンゴがあります。
本当に、次から次へと新しい品種が出てくるようで、それとともに、少しはトレンドもあるようです。ここに住み始めた頃によく見かけた種類を、あまり見かけなくなることもあります。
それだけ変わった種類があっても、実際に食べ比べて、名前を当てられるのは、それほど種類は多くないです。
そんな中で、ちょっと目立った存在のリンゴがこれです。
NYでも、知っている人は、あまりいないと思います。グリーンマーケットの常連であれば知っていて、買いにくるでしょうが。
Pink-a=Boo(ピンク・ア・ブー)というのは、Peek-a-Boo(ピーク・ア・ブー、いない、いない、ばーという意味)という言葉とかけてあり、中にピンクが隠れているということです。
というのは、外から見ると、普通のリンゴなのですが、中は、このように真ピンクなのです。物によると、赤に近いような鮮やかな色の物もあります。
正式名は、Hidden Rose(ヒッドゥン・ローズ)と言って、隠されたローズという意味になります。こちらの方が、名前は素敵ですよね。
これも、同じリンゴですが、皮を剥いた方が、色が鮮やかですね。
最初にこのリンゴを剥いたときは、とても色鮮やかでびっくりしました。それから、どんな味がするのだろう。。。とワクワクしたのを覚えています。
味は、特に変わっているということはありません。少し酸味が強めです。
これは、ベーキングに使用するのはもったいなく、色を楽しみながら、いただきました。
今日は、ちょっと変わったリンゴのお話でした。
では、また。