ハーレムで人気の、エチオピア料理

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こんにちは。NYフードエキスパート、明比 玲子です。

今日は、ハーレムのお友達のお家におよばれして、女の子3人で女子会。久しぶりに会う仲間なので、盛り上がりました。

ランチはどうする?デリバリーにしようか。。。ということだったのですが、どうしても、この有名なエチオピア料理のお店「Abyssinia(アビッシニア)」をトライしたいということになり、行ってきました。


私は、15年前ぐらいにエチオピア料理を食べたことがあるのですが、友人達は初めて。最初から、どんな物が出てくるのだろうと、わくわく。

ネットでレビューなどを読んで、どの料理が人気なのかチェック。なるべく無難なものをオーダーしました。

アペタイザーには、このSambusa(サンブーサ)という、インド料理のサモサのようなものをオーダー。見た目は、サモサのようですが、食感は、薄いパン生地のようです。よって、サクサク感はなし。


この、クレープみたいな物は、インジェラと呼ばれ、エチオピア料理のいわゆる主食になります。

これは、Teff(テフ)という穀物の粉を発酵させて作っているため、少し酸っぱい味がします。

食感は、モチモチ。日本人は、この酸っぱいのが苦手な人が、いるかもしれませんね。でも、このモチモチ感は、何とも言えません。

いろいろ調べていると、発酵にかける時間が長すぎると酸味が強くなり、一般的には失敗作だそうですが、それを好む人もいるとか。私が以前食べたのは、これほど酸味が強くありませんでした。

そして、インジェラは、このように、上に数種類の煮込み料理をのせて、手でちぎって食べます。エチオピア人は、全部手で上手に食べしまうんですよね。


私たちは、やっぱりフォークをもらいました。上に煮込み料理をのせると、インジェラが、その汁をすって、美味しさを増します。

上にのっている煮込み料理は、辛いものでなく、あっさりした味。真ん中にあるのは、ビーフの煮込みで、少しだけピリっときますが、他は、スパイシーではありません。

そして、豆の煮込み、野菜の煮込みは、素材の旨味がしっかりと引き出されていて、地味な料理なのに、とても満足感がありました。

女子3人なので、話しをしながら、少しずつインジェラをちぎっては食べ、ちぎっては食べを繰り返し、お店の人がお皿を下げようとしても、「もう少し待ってー」と言って、かなり長い間ねばってました。(笑)

デザートは、私が、いつも夏には必ず作る、イチゴのロールケーキを3人でぱくつきました。持って行く時に、気をつけなかったため、ボコボコになって、ペタンコになってしまいましたが。


これは、グリーンマーケットで買った、生クリームに、以前にご紹介したTri Star(トライスター)という品種のイチゴを使っています。

このイチゴは、このまま食べても美味しいのですが、生クリームとの相性が、とてもいいのです。だから、ロールケーキにはもってこいです。

2本持って行ったロールケーキ、3人で1本はなくなったかなー?というところで、そろそろお開きにしました。

久しぶりにしゃべりまくった、楽しい一日でした。

それでは、また。

Abyssinia Ethiopian Restaurant
268 W 135th Street,
Harlem, NY
TEL: 212-281-2673
http://www.harlemethiopianfood.com