今日は、ポルトガル料理のお店、「Lupulo」のご紹介です。Lupuloとは、ビールの原料の一つである「ホップ」という意味です。
そう、名前にもある通り、ここは、クラフトビールをフォーカスしており、タップで12種類のクラフトビールが楽しめます。
そして、薪オーブンで料理がされる物が多いのも特徴で、お店の前を通るだけで、薪のいい匂いがします。
ドアを開けると、目の前にあるのが、raw bar(ロー・バー)と呼ばれる、目の前の新鮮な魚介類が食べられるバーです。その日のお勧めオイスターなどが、楽しめます。
今日は、遅昼というか、とても早い夕食ということで開店の5時と同時にお店に入ったため、せっかくのオイスターやビールも楽しまず、ぱくぱくと食べてしまいました。
これは、ダックの心臓。ちょっと焼き鳥みたいですが、今日の料理で一番美味しかったです。あっさりと塩、コショウで焼いて、レモンがかけてあるだけのシンプルな料理です。でも、本日のスペシャルだったので、いつもあるかどうかはわかりませんが。
これも、本日のお勧め。ごめんなさい、お魚が何だったか忘れましたが、白身魚をココナッツオイルとライム、ペッパーでセビチェになっています。これも、とてもgood。
一緒に行った人が、チキンのレバーパテを食べたいということで、オーダー。甘いチェリーがのっていて、いい具合にフレーバーが決まっていました。
ポルトガル料理と言えば、イワシのグリルでしょう。でも、これは、日本の方が断然おいしいですね。NYのほとんどのイワシは、ポルトガルから輸入されています。だから、ちょっと古いんですよね。たまーに、ボストンからのが手に入りますが。
これは、いわゆるタコ飯です。でも、ちょっと味が濃すぎました。いまひとつで、残念。
デザートは、フレンチでいうと、ウ・フ・アラネージュをバラバラにした感じのもの。私の目の前にあるのがそうです。口の中に入れると、ふわっと溶けますが、キャラメルのような味。あとは、バニラソースにアイスクリーム。
もう一つのデザートは、普通のスポンジケーキに、ブラッドオレンジのソルベでした。美味しかったけど、どちらも普通かな。
クリティックからは、いい評を得てますが、お食事は全体的にまぁまぁ。
シェフは、ポルトガル系のアメリカ人なので、彼にとっては、ルーツのお店。店内は、木を基調にテーブルや壁にポルトガルのタイルを使っていて、カジュアルで居心地のいいお店です。
チェルシーと韓国人街のはずれ、ちょっと変なエリアにありますが、最近開発されているエリアです。近くにいらっしゃった際には、行ってみてください。今の所、ディナーしかやっていません。
835 6th Avenue,
New York, NY
212-290-7600
http://www.lupulonyc.com