今、NYで一番ホットなレストラン、「Untitled」

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こんにちは、NYフードエキスパート、玲子です。

今日は、今、NYで一番ホットなレストラン、「アンタイトルド(Untitled)」に行ってきました。このレストランは、NYのミートパッキング地区に新しくできた、Whitney Museumの1階にあります。


8階にはStudio Cafeもあり、両店とも、料理、サービス共にDanny Meyer(Union Square Cafeを始めとし、マンハッタンに12店舗を持つ)のUnion Square Hospitality Groupが任されており、Executive Chefは、Gramercy TavernのExecutive Chef、Michael Anthonyが兼任しています。その他、多くの従業員がGramercy Tavernから来ています。

シェフのマイク(Michael Anthonyのニックネーム)は、もうかれこれ、20年近くの親友で、お互い仕事上で悩んだ時、困った時など、助け合ったりする仲です。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は、昔の知り合いとお食事することになりました。実は、ここにいるメンバー全員が、ある人に昔関わっていて、15年以上ぶりに会う人もいて、ちょっとした同窓会です。


手前のJoeは、乳製品とグルーテンのアレルギーということで、マイクは、かなりいろいろ料理に気を遣ってくれました。

たとえば、この料理、近郊農家からのぷちぷちのグリーンピースに豆乳のソース。何でも、ある日本人の方からもらった極上の豆乳だそうで、まったく豆乳臭さがなく、とても美味しかったです。


昔の友人たちに腕をふるって、山のようにお料理を出してくれ、ここに全部載せられないので、少し抜粋しますね。今のNYは、とても野菜が注目されています。今は、季節柄にもグリーンマーケットからの、とてもフレッシュな野菜、果物がいっぱいです。

マイクは、日本に住んでいたこともあり、料理は基本的にシンプルに仕上げるというのがモットー。そして、彼は、野菜のピクルスなどを料理にしのばせて、パンチを効かせるのが上手です。


これは、キャロット。ソースに少し入っているラー油がピーナッツと合い、ちょっと中華風味です。

キャロット、ちょっと中華風味


パリッとパーフェクトに焼かれた、ブラックバス。下にも野菜がいっぱい。


今朝、ロングアイランドの先端、Montaukから届いたばかりのSea Bream(鯛)。ピクルされたチェリーがちょっとした酸味を添えます。

今朝、ロングアイランドから届いたばかりの鯛。


しっかりキャラメリゼされたカリフラワー。あっさりしたカレー風味。

カリフラワーのライトカレー風味


あっさり系が多いですが、ちゃんとお肉もあります!



ここの一押しのスイーツは、グルテンフリーのチョコレートチップクッキー。でも、それほど美味しいとは思わなかったけど。

グルテンフリー、チョコチップクッキー

アメリカの子供の大好物、peanut butter & Jerry サンドウィッチからヒントを得たケーキ。スポンジケーキにピーナッツバターのクリームをサンド。ブルーベリーソースがたっぷり添えられています。

グルテンフリー、チョコチップクッキー



ちょっとデザートが、いまひとつという感じでした。残念!

お料理が多過ぎて、全部ご紹介できないのが残念です。いろいろいただきましたが、あっさりしているので、まったくお腹がもたれず、こういうお店だったら毎日行きたいのになーって感じです。みなさんも、是非いらしてくださいね。

ちなみに、夏は、外でもお食事ができて、気持ちがいいです。

久しぶりに会った面々で、あっと言う間に時間が過ぎ去り、最後は、もっと話したいと名残惜しくお別れしました。。。

8階のStudio Cafeもご紹介するので、楽しみにしていてくださいね。

それでは、また。

Untitled at Whitney Museum
99 Gansevoort Sreet
New York, NY 10014
TEL: 212-570-3670
http://www.untitledatthewhitney.com